92年vol.2
渡辺徹さんの訃報を聞いて、やはり「スーパーマリオクラブ」を懐かしく思い出した。Wikipediaを見ると90年ー93年の間、放送されていたらしい。僕が小1から小4まで、八尾で少年時代を過ごした日々だ。
当時、スーパーファミコンを持つ友人はまだ少なく、テレビゲームは身近なものではなかった。CMや番組の中の紹介している映像を見るだけでドキドキしたものだった。
大竹まことさんのPCランドも大好きだった。ゲームの内容を紹介する時間は少なく、ほとんど素人参加のバラエティ番組だった。絵の具を食べる人や、段ボールに指で穴を開けられる人が出てきた記憶がある。挑戦した人の指が曲がってしまったシーンも放送されていた。
閑話休題。話をマリオクラブに戻そう。マリオクラブも素人参加型で、確か、マリオカートのコースでタイムトライアルをするコーナーや賞品付のクイズコーナーなどが楽しかったように思う。クイズコーナーの賞品はスーパーファミコンなどで、渡辺徹さんが「はい〜」て感じで大きな箱を渡していた。子ども心にすこぶる興奮したのを覚えている。今は小型化の時代だが、プレゼントや賞品にはある程度のデカさが必要なのだ。副賞でもゲームソフト○本とかなので、90年代はまだまだ日本にはお金があったのだなと今は考えさせられる。
全くの余談だが、このクイズコーナーには田代まさし親子が出演し、優勝とかしてた気がする。だから、最近のネットニュースなどでマーシーの話題を見るとこの時のことを思い出してしまう。
この番組の途中から我が家は晩御飯になだれ込んで行き、下手すると父にナイターにチャンネルを変えられたりしていた。
渡辺徹さんが亡くなってとても寂しく思う。