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私の想うアート : about art

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20世紀までは「芸術」、21世紀には「アート」と呼ばれて汎用化しているARTについて、私なりの考えを伝えます
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#創作活動

“ どこでもアート ” ではない ART を求めて ~ ワタシノ想フ宇宙

あなたはどんなアートを求めていますか 私は、2011年より2017年まで( コロナ禍で中断 )、8つの県にある11の公立美術館で個展を開催してきました。 ですから私には、作り手側としてのアート観があります。と同時に、アートについて何かを語る際には、作り手だけでなく受け手側にとっても大事なことがあると考えています。 それは、「あなたにとってアートとは何ですか、どんなアートを求めているのですか」を、その人なりにつかんでおくことだと思うのです。 そういうわけで、以下に、私が求め

存在の粉砕か、至高の法悦か ~ アート思考は一時休止して

現代アートの元祖たち、現代美術展の感想、キャプションは学習指導か、などに触れながら自分のアート観を伝えます 現代アートの元祖たち ~ デュシャン・ケージ、そして・・ こと現代美術に限定しての記事を閲覧すると(美術品売買業者のHPも含め)、マルセル・デュシャンの1917年発表の作品「泉」は元祖・現代アートとして位置づけている内容が多いです。 デュシャンは古典絵画から20世紀初頭まで連綿と続く西洋絵画の伝統を、目で見て愉しむだけの「網膜的絵画」だと一刀両断し、その代わりに、脳