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どう声をかけますか?
子どもの泣き声にイライラするお母さん
なんと言って声をかけますか?
老人へ優しくできなくなった介護士
どう切りだしますか?
ベストアンサーは
「なぜ、気に障るの?」
![](https://assets.st-note.com/img/1704332009172-E42D22xngk.png?width=1200)
ある「聞く」勉強会で行われた課題
相手の心に好奇心を持って接することが重要です。
私はすぐに
アドバイス、説得、評価をしたくなります。
老人ホームの施設長時代を振り返るとそうしてきたかもしれません。
話し手の変化に好奇心を寄せて
まずは聞いてみること
そうでなければこの会話は先に進まず
話し手は沈黙してしまうかもしれません。
街でよく見かけます。
泣く子供を叱るお母さん
子育てはとても大変です。
私もそういう時期がありました。
「泣かないで」と厳しい口調で懇願します。
しかし、子どもは泣き止みません。
老人ホームの介護士が言いました。
「最近、老人へ優しくできなくなりました」
なぜでしょうか?
もともと心優しいベテラン職員です。
「次に私は何をしでかすか不安です」
深刻でした。
心に余裕がない時には、他者に適切に向き合うことができなくなるかもしれません。
「聞く」という本質がここにあります。
相手に好奇心を持って向き合う。
心の変化を見出す。
「聞くKaigo」が必要とされています。
![](https://assets.st-note.com/img/1704333246177-CxVfRWH5jN.png?width=1200)
システム化したいと思います。
(参考図書)「LISTEN」
ケイト・マーフィ著
篠田真貴子監訳
松丸さとみ訳
日経BP発行
音声配信Podcastで本テーマを「ながら聴取」していただけれな幸いです。