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どう声をかけますか?

子どもの泣き声にイライラするお母さん
なんと言って声をかけますか?

老人へ優しくできなくなった介護士
どう切りだしますか?


ベストアンサーは
「なぜ、気に障るの?」




ある「聞く」勉強会で行われた課題
相手の心に好奇心を持って接することが重要です。
私はすぐに
アドバイス、説得、評価をしたくなります。
老人ホームの施設長時代を振り返るとそうしてきたかもしれません。

話し手の変化に好奇心を寄せて
まずは聞いてみること
そうでなければこの会話は先に進まず
話し手は沈黙してしまうかもしれません。

街でよく見かけます。
泣く子供を叱るお母さん
子育てはとても大変です。
私もそういう時期がありました。

「泣かないで」と厳しい口調で懇願します。
しかし、子どもは泣き止みません。

老人ホームの介護士が言いました。
「最近、老人へ優しくできなくなりました」
なぜでしょうか?
もともと心優しいベテラン職員です。
「次に私は何をしでかすか不安です」
深刻でした。
心に余裕がない時には、他者に適切に向き合うことができなくなるかもしれません。

「聞く」という本質がここにあります。

相手に好奇心を持って向き合う。
心の変化を見出す。

「聞くKaigo」が必要とされています。

システム化したいと思います。

(参考図書)「LISTEN」
ケイト・マーフィ著
篠田真貴子監訳
松丸さとみ訳
日経BP発行

音声配信Podcastで本テーマを「ながら聴取」していただけれな幸いです。




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