防災グッズ作り ~事前学習編~
8月中旬に防災班、防災グッズ班を結成しました!
企画出来上がるまでの日程
8月27日 何をどのように作るかアイディアを出し合いました。
そこで、候補に挙がったのがこれら…
・新聞紙で作るコップ、お皿
・新聞紙で作るスリッパ
・キッチンペーパーで作るマスク
・ツナ缶で作るランプ
↓こちらを参考にしました。
・身近な日用品で、簡単手作り防災グッズ|備える.jp (sonaeru.jp)
・かんたん手作り防災グッズ | 共済・保障のことならこくみん共済 coop<全労済>
8月31日 防災班で実際に作ってみました!
新聞紙で実際にコップをつくってみました。説明を見ながら初めて作ったのですが、約3分程度で作ることができました。新聞紙は、何枚か重ねた見開きの状態から四分の一の大きさに折りました。
そして、水を注いでみると強度があまりなく、やはり時間がたつと染みてくるため、もし使用するならビニール袋を重ねた方が良いと感じました。
お皿も同様に、実際に使うなら衛生的にもビニール袋を重ねた方が良いと思いました。
すぐに水が染みて零れ落ちることはなかったです!
また、他のものも作ろうとしたのですが、ここで「ハサミやホチキスなどの道具が必要である」ことが気になりました。実際に緊急を要する場合にそのような道具があるとは限りません。もちろん、そのような時に備えてその他のものの作り方を知っておくことは大切ですが…
私たち防災班は今回のテーマとして「誰でも簡単に作ることができる」というのがあり、ゼミ生にもまちカフェに参加してくださる方にも簡単に作ってもらえるものを作りたいと思いました。
そこで、改めて私たち防災グッズ班のテーマを明確にしました
テーマは「一般家庭にあるもので、誰でも簡単に作ることができる防災グッズ」としました。
9月3日 ゼミの全体の集まりがあり、各班の中間発表を行いました。
その際に新聞紙や広告などがない人もいるという意見をもらい、新聞紙以外で代用できるものを見つけることが課題となりました。丈夫でどの家庭にもあるようなものは何かを考えました。
9月17日 スプーンやお皿を作り、非常食班と合体して非常食を食べるという企画を考えました。
それと同時に、これまで新聞紙で作っていたものも牛乳パックで代用できることに気づきました。また、牛乳パックは丈夫で撥水効果があり、どの家庭にもあることが多いため非常に有効活用できる材料であると思いました。
そして制作物を「牛乳パックのスプーンとチラシ広告のお皿」と決定しました。
9月18日 まずはゼミ生に対してどのような方法でレクチャーするのか考えました。
また、その説明にはどのくらいの時間を要するのか、そのレクチャーする日はいつにするのかなどのタイムスケジュールを考えることも必要となりました。
9月28日 パワーポイントを制作しはじめました。
ゼミ生にレクチャーする際に、口頭での説明では伝わりづらい部分も理解してもらいやすいパワーポイントにすることを意識しました。
10月2日 非常食班にパワーポイントを用いながら作り方をレクチャーしました。
初めて作る人はどのくらいの時間を要するのか、パワーポイントでの説明は理解できるのかなどを検証するために協力してもらいました。このことから、パワーポイントの改善点をもらいタイムスケジュールを考えることもできました。
10月4日 当日のタイムスケジュールを確認し、ゼミ生の感想用紙も用意しました。
実際に制作してみたゼミ生の感想を記入してもらい、良かった点や改善点などの意見をもらうことができました。
次は防災グッズ作りの本番編を見てください!!
『番外編 新たな発見!!!???』
〈番外編〉牛乳パックを他のものに活用できないか考えました。
当初候補に挙がった新聞紙で作るスリッパの中敷きとして活用し、さらに強度を強めることができることに気が付きました。
そこで実際に牛乳パックの中敷き有りとなしを履いてみたところ、なしで歩いても形が崩れることはなかったですが、有りだとさらに安定し硬いものを踏んでも痛みを感じることもなかったです。もし地震が発生した場合にはガラスなどを踏む危険があるため、中敷きを入れことで安全に歩くことができるので、ぜひおすすめしたいポイントです。
牛乳パックを間に挟み中敷きとして活用しています!
感想
高橋
大学生の防災意識の低さを問題としていたので、ゼミ生にも防災に関する知識を楽しく学び、それをいざという時に活かしてもらいたいと考えていました。そのため、わかりやすく丁寧に説明することを大切にし、初めて作る人の立場になってパワーポイントを制作しました。本番では、行き詰っている人へのサポートと全体に向けての説明と並行するのが難しかったため、まちカフェのオンラインでの説明をより工夫していきたいと思いました。
村田
事前学習でたくさんの情報を得て、大学生の防災に対する意識が低いことを知ることができたので、どこが問題なのかがはっきりしていて企画が考えやすかったなと思いました。事前にオンラインで防災グッズを作ってみて、教え合うことが難しかったので、そこをスムーズにできるように工夫することや、どうやって楽しく作ることができるのかを考えるのが難しかったと思いました。初めて最初から企画を考えることがなかったので、何度もやり直しになることがあったが、お互い協力して意見を言い合うことや最後までできたことが良かったと思いました。
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担当: 3年 高橋