工房めぐ海のここがいい
工房めぐ海代表の臼井美奈子さんに、インタビューさせていただきました。
工房めぐ海の職場ってどんなの? ~加工所の雰囲気~
若い方も年配の方も働いている職場です。お子さんが保育園や小学校に通っている方は、学校行事や風邪などで出勤できないとき、普段はシフト制ですが他の人がシフトを代わる仕組みがあります。
職場全体で、全員を支えていることが伝わってくる非常に暖かい職場であると感じました。
PRIDE OF めぐ海 ~ここがめぐ海のうり~
食材のほぼすべては、地元で作ったものを使っています。東北の自然の恵みをふんだんに使っているおやきは、全国探しても珍しいものであると感じました。
りんごは内陸などにもあるが、米崎りんごは潮風にあたって美味しいため、それを使用してたり、ワカメは広田町の産物で一年中いつでも採れるものを使用したりしています。このようなこだわりがおやきのおいしさを実現しているのではないかと感じるくらい、優しい味わいでした。
プロの意識 ~働く中で意識していること~
めぐ海の今後を考えて臼井さんは「継続的に工房を続けるために若い人に関わって欲しい」という願いがあるそうです。その背景には、めぐ海を今後も後世に繋げていきたいと言う気持ちが言葉でなくても伝わるところがありました。めぐ海のこだわりや、味を今後の後世に伝えていきたいと思いましたし、広まって欲しいなと思いました。
どんな人に食べてほしいか
「世代関係なく色々な人に食べてほしいが、おやきを食べるのが年配の人の方が多いため、若い人にもっと食べてほしい。」とおっしゃっていました。過去に3回ほど陸前高田の給食センターで給食に出してもらったことがあったそうなのです。給食に出すことで、子供に食べてもらうことで、その子達が大人になったときに給食で出たおやきという話題になるかなということで。しかし、予算の関係で今年は難しいと給食センターの方から言われてしまったそうです。
様々な対策をしていることがうかがえました。工房めぐ海さんのおやきがより広く普及して、全国の人に食べれる機会が今後増えればいいなと思います。
これからのめぐ海 ~今後の事業展開~
最近では、コロナでイベントがなくなったことで売り上げが減ってしまいました。そこでホームページを開設しようという流れになったそうです。しかし、まだあまり、注文は入ってない状況だそうです。
陸前高田は海産物が有名だから、ふるさと納税でおやきは埋もれてしまってあまり注文が入らないけれど、この前臼井美奈子さんがふるさと納税の説明会に参加して、ふるさと納税に申し込む方とオンラインでおやきの話をしたところ「そういうものがあるんですね!」という反応を頂いて、それからちょっと注文が増えたそうです。さらに、宣伝の力は大きいと感じているらしく、今後のめぐ海には事業展開に必要なことであるとおっしゃってました。
今後の工房めぐ海さんの活動に期待したいですね!もし、興味がある方は工房めぐ海さんのホームページから商品をご購入いただけます。リンク先を共有しておきます。
リベラルアーツ学部 4年 水谷 3年 宇田川
参考写真
一般社団法人トナリノ 吉田健太さんからご提供
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