Rikuto Murakami

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芸術なるものはどのように生きられるのか

この記事は人類学ゼミ展2024「複数の生が重なりあうところ」「芸術なるものはいかに生きられるか」のWeb版です。 フィールドについて 芸術ってなんだろうという興味から、現在住んでいる浜松でフィールドワークを行った。まず、ゼミ期間中にどこでなにをしていたか記す。 浜松市鴨江アートセンターおよび木下惠介記念館について サポートスタッフとして通わせていただいた、浜松市鴨江アートセンターおよび木下惠介記念館について紹介したい。浜松市鴨江アートセンターは「浜松の開かれたアート拠点」

    • 特に言いたいことがないがアウトプットが迫っている1月28日現在の考え

       稀有な人ですね、休日にこんな変なおじさんと一緒にいてくれるなんて。今日とある展示の看視員をしていたときに、展示の作者に言われた。この作者は二週間の展示期間中ずっと、毎日午前十時から午後五時まで在廊して来場者対応や展示室の看視をしている。私は週末だけボランティアでそのお手伝いをしている。今日は展示が始まって三日目の日曜日。展示は現代アートのインスタレーションで、決して分かりやすいとはいえない概念的な作品である。一見何なんだかよく分からない現代アート、と作者本人も言っていた。暗

      • 静岡で音環境を入り口にフィールドワークをした

         9月から参加しているメッシュワークゼミナールでの演習として、静岡駅から1km圏内というお題で1泊2日のフィールドワークを行った。この記事はゼミ生の1人が演習を振り返りながら書いている。 メッシュワークゼミナール第2期「人類学的な参与観察によって問いをアップデートするトレーニング」 (meshwork.jp) Day1 フィールドワークまで 音環境をテーマにフィールドワークを行おうと思い至ったのは、フィールドワーク初日の数日前だった。音楽に興味があるので音楽をそのままテーマ

      芸術なるものはどのように生きられるのか