ゼクシィ「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」
▼初めに
今回はゼクシィのCMで「一度聞く頭から離れない」と話題のキャッチコピーについて、どういう思いでこのキャッチコピーを考えたのか、どうしてキャッチコピーが記憶に残るのか、そしてこれによって社会にどのようにて広まったのかを調べてみたいと思います。そして最後にこのキャッチコピーによって考えさせれる「結婚」について、別の社会問題に触れながら私の考えを交えながら書きたいと思います。
▼キャッチコピーを作った経緯(記事参照)
結婚について意識していない人が触れる最近の結婚に関わるニュースにはハッピーなものは少ない。離婚率の上昇、結婚しない人の増加、さらに結婚式を挙げない「ナシ婚」のカップルも増えている⋯。「しかし本来、誰かと一緒に生きていくと決めることは、とても重要なこと。だからそう決めた時のエネルギーはすごく強い。その事実を、ストレートに伝えたい考えていました。」
結婚は対する印象が悪くなっているこの時代にそれを逆手に取ったキャッチコピーである。
▼どうして記憶に残るのか?(参考動画)
このキャッチコピーには、両面提示(良い面だけではなく、悪い面も売り込むテクニック)によって視聴者により信頼を作り、この言葉をすっと頭の中に入るようにしている。そしてこのキャッチコピーには、現代の「結婚」に対する不安があるという現状をしっかり抑えつつ、結婚の魅力を伝えれている。尚且つ、結婚について再度考えて結婚することも一つの幸せであると思わせることができている。
▼これによって社会にどれほど影響を与えたのか?
これは、CMとしてゼクシィは多くの人たちに広めたと思いますが、それよりも多くのSNSで共感したという意見を集めて広まっていたように感じられます。特に若者に多く使われているSNS、TikTokではこのセリフに合わせて口を動かす動画が多く作成し、多くの結婚をすることを考えているターゲットに拡散されてたと思います。
▼僕が気づいたこと
私は、TikTokでこのキャッチコピーを知りました。そのTikTokの中で、このキャッチコピーを引用して次の言葉もありました。「同性婚が認めれていないこの日本で、自分はあなたと結婚したいのです」
この言葉を聞いて、私は結婚とはなんなのかどうして同性婚ができないかを改めて考えました。結婚することは日本だと男女のカップルだけに認めれた制度であるのが現状です。とても不平等である。自分の友達のも男性同士のカップルがいます。二人はお互いのことを男女のカップルと同じぐらい互いを愛しているように感じるのに、この二人は日本国内では結婚することはできないという現状を思いとても残念な気持ちになりました。
このキャッチコピーを作ったセクシィの求めていたターゲットではないかもしれないけど、「結婚」という概念を改めて考え、その中にある同性婚についても考えさせられる広告であったと感じました。
参考記事:[https://www.advertimes.com/20171207/article262533/](https://www.advertimes.com/20171207/article262533/)
参考動画:[https://youtu.be/hGB-eJJDpD0](https://youtu.be/hGB-eJJDpD0)
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