イヤホン1つ買うのに、目的が混在し、販促の罠にハマり、主目的を果たせなかった話
iPhone11の付属イヤホンが壊れました。イヤホンの最後は、だいたい片方が聞こえなくなることが原因です。何か使い方が悪いのでしょうか・・・
今日は、新しいイヤホンを買うのに、失敗した話を書きます。マーケティングを生業とする自分として、なんだか気恥ずかしいのと、こういう消費パターンもあるのだという備忘録として。
私にとってのイヤホンは、1日の気分をリセットする重要なアイテム
これといった趣味がない私は、平日の大半を仕事のことを考えながら過ごします。しかし、意図的に気分をスイッチしないと、アウトプットやコミュニケーションの質が落ちる人間であることを、経験上理解しています。
最近は、寝る前にNetflix観たり、YoutubeでLIVE映像観たり、Spotifyで音楽探したりして、夜の時間を過ごしています。B’zのサブスク解禁もあって、1日でも早く両耳で聞ける「1日の気分リセットに貢献してくれる、音質の良いイヤホン」が欲しいと思っていました。
ふと立ち寄った、改装前の電器屋で
昼食の買い物ついで電器屋の近くを通ると、改装前のセールをやっていました。"15%OFF"の値札がズラリ。これはちょうどいい。
衝動買いで高価なものを買う余裕はないけど、片耳イヤホンは早くなんとかしたい。予算は3000円で探すことにしました。
棚にずらっと並ぶイヤホンは、その数、100は優に越えていそう。予算以外の選定基準が必要になりました。
そういえば、ランニングの時にコードが邪魔になっていたし、これから夏場は特に汗もかくから、ワイヤレスにしよう。でも、前回買ったワイヤレスは無名ブランドで耳から抜け落ちやすく、その不安は残っている。耳から抜けにくそうなものを選ばないと。リモートワークのWEBミーティングで、衣類の擦れをマイクが拾っている人がいたから、ワイヤレスはちょうど良い。
悩むこと15分(体感)。装着部のゴムが抜け落ちなさそうで、通信機器メーカーのものだし、いきなり壊れたりはしないだろう。ワイヤレスは充電が必要だった・・・。4時間以上連続で使うこともないだろうし、まぁ良しとしよう。
ということで、「iPhone11で使えて、ジョギングやミーティングに使えるBluetoothのマイク付ワイヤレス、予算は3000円」の条件を満たす手頃なものを購入しました。
あれ、音が・・・。
家に帰って、さっそくSpotifyでB’zを聞きました。
ガツー! ・・・ン ♫?
何かが足りない。
音が軽い。音量を上げても、臨場感が足りない。
ギターのチョーキングが、思ったほど頭の奥に届いてこない。
そうか。
主目的を押さえ忘れた。
Alpple純正や音響ブランドのものでなく、オフィス機器メーカーのイヤホンを選んだのでした。
これでは、どんなに素晴らしい音も、気持ち良く聴けなさそうです。
仕様を細かく見比べたわけではないですが、おそらく私が選んだ製品のターゲットや、コンセプトは、私みたいな人物向けではなかったのでしょう。
ジョギングやミーティング用にして、音楽・映画用は買い直しかな・・・
目的を押さえ続けるのは、難しいもんですね。
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