コーナリング
峠のコーナーを走りに行って一番のポイントは?
安全に楽しく走行することではないですか?
コーナリングで、100%の能力を引き出す必要もないでしょう。
一般公道の峠で、指定されている法定速度は、40Km/hが大半です。
公道を走行するのを考えれば、40Km/hをキープするテクニックがあれば事足りることになりますよね。
まあ、 バイク自体が法定速度の何倍もの速度が出る乗物で、その能力は危険回避のための余裕という言葉で語られています。
バイクの速度についての話は、一旦置いておいて。
コーナリングの為の必要な能力は、何かとたずねられるとスピードコントロールと私なら答えます。
自分の能力を理解して、その能力の範囲で走るためにスピードをコントロールできることですね。
速度を決めているのは、道路の状態です。同じ曲り方でも、路面状況が違えば、走行可能速度が変化します。
同じ路面状況でも、走行ラインが違えば、走行可能速度が変化します。
カーブへの進入スピードを決めるために、路面状況と曲り具合を判断する必要があるわけです。
コーナーに侵入する速度を決定する為に視覚情報を利用しているわけですね。
路面がうねっていないか?
舗装に穴が開いていないか?
コーナーのRはどれぐらいか?
曲り具合はどのようになっているのか?
などを、コーナーに侵入するまでに見えている情報で考えて進入速度を決めているわけです。
進入速度を決める為、コーナーの見え方について覚えて必要があります。
一般的に道路は、直線と曲線で出来ていますね。
では、基本的な、直線の見え方と、曲線の見えたを覚えれば後はその組み合わせで出来ていると考えられますのでそれを見ていきましょう。