大谷翔平に対するイチローの称賛が深い
おはようございます。りくです。
わたし、朝のニュースは天気予報+αぐらいしか見ないのですが
たまたま、大谷選手のシーズン成績(ハンパない)が流れており
それに対するイチロー選手の言葉が深かった!
ので、そこからの気づきを書いてみます。
野球みなさんお好きですか?
わたしは家族が野球を大好きで、
わたし自身は好きだが詳しくない、という感じです。
なので、野球自体の知識は浅いですが、
一流プレーヤー同士が交わす言葉からの学びとして。
日常で目にすることのできる言葉からの発掘として。
ではいきましょう!
イチローが大谷翔平を称賛「軸となるシーズン築けた」
「中心選手として長い間プレーするには1年間、全力でプレーした軸となるシーズンが不可欠だ。それが今年築けたのではないか」と意義を強調した。
自身は日本人野手初の大リーガーとして1年目から前人未到の10年連続200安打を達成した。「比較対象がないこと自体が誰も経験したことがない境地に挑んでいるすごみであり、その物差しを自らつくらなくてはならない宿命でもある。外野からの視点だが、けがなくシーズンを通して活躍した2021年は具体的な数字で一定の答えを示した年だと思う」とたたえた。
投打の「二刀流」は肉体的負担が大きく、故障と隣り合わせ。イチローさんの「アスリートとしての時間は限られる。考え方はさまざまだろうが、無理はできる間にしかできない」との言葉は限られた選手にだけに許された高みを目指す後輩へのエールにも聞こえた。
今後へ。「2021年のシーズンを機に、できる限り無理をしながら、翔平にしか描けない時代を築いていってほしい」と飛躍に期待した。(共同)
わたしはこれを聞いて
イチローの称賛、めっちゃ深い!!
と思いました。
どこが深いのか?
わたしは
この3点が、刺さりました。
①長い間プレーするには1年間、全力でプレーした軸となるシーズンが不可欠
②物差しを自らつくらなくてはならない(具体的な数字で一定の答えを示した)
③無理はできる間にしかできない(翔平にしか描けない時代を築いていってほしい)
それぞれどういうことか?
①全力でプレーした軸となるシーズンが不可欠
イチローはながきにわたって「年間200安打」を
継続した選手ですから、このコメントは、
イチロー本人が最初に200安打を立てたときを
思い返しての発言だろうと察します。
200安打が自分にとってのベンチマークに。
それが「全力でプレーした軸となるシーズン」だったのでしょう。
わたしたちの多くはスポーツ選手ではありません。
が、資本主義経済を生きるビジネス・アスリートとは言えるでしょう。
人生100年時代、数十年はたらく。
とすると、自分が全力でプレーしたシーズン、
ベンチマークとなる時期があるとよい。
そんなふうにわたしは受け止めました。
残業すればいい、という話ではありません。
が、「修羅場体験」といえるような、
ハードシングスを経験した時期。
やりきった時期。
自分の基準となるシーズンづくりは大事だなと思いました。
②物差しを自らつくらなくてはならない
これもおもしろい。
イチローにとっては200安打は「自分の軸」でもあり、
周囲から応援を得るための「一定の答え」だったのでしょう。
上記の記事にはありませんが、テレビでみた内容では
イチローはつぎのような前置きをしていました。
『これまで大谷選手は二刀流、たぐいまれなる才能など、
物差しがなく、ふわっとした表現で称されてきた。』
そんななかで、具体的な数字という成果を出したことで、
周囲に対しても「一定の答え」を示したというのです。
①はじぶんにとっての「軸」でしたが、
②は周囲からの応援を得るための「答え」。
前例のないことに挑戦していくにあたって、
まずは「じぶんの軸」そしてそのうえで、
「まわりへの答え」も示していく。
「物差しがない世界」への挑戦では、
それが理想なのだろうなと感じました。
すごい。がんばろう。
③無理はできる間にしかできない
スポーツ選手の寿命は短い。
ビジネスマンの寿命は長い。
ほんとうに長いのだろうか?
活動する期間は長いが、
ライフステージに応じて、
そのときにしかやれないこともあるのだろう。
いまにしかできないことに全力をつくす。
一番だいじなことにフォーカスする。
そんな姿勢で取り組みたいなと思いました!
わたしにとっては
「実践」と「理論」を両輪でまわす。
そんな二刀流をめざして
社会人大学院への勉強をつづけたいと思います。
そして
わたしにしかできない時代を。
それではよい一日を!
Have a nice day!!
りく