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おばちゃん審神者の推し男士【秋田藤四郎】

私の2振り目の推しは秋田藤四郎くん。

秋田くんはねー、ウチの本丸の短刀では4番目に来てくれた子。

始めた当初は短刀ばっかり来てたし、しかも名前が【藤四郎】ってつくのが多くて「またナントカ藤四郎が来た!」みたいな感じは初心者あるあるだったけど。

というか、本当に刀のこととか知らなかったから新しく来た子の名前を覚えるのが大変・・

でもそんな中、数多くいる短刀の中でも特に無邪気で可愛いピンクの子がいてすぐお気に入りになったのが秋田くん。

無邪気を体現したようなその容姿と主を慕ってくれてる言動が可愛いなと自然と第1部隊に入れてた。

で、レベル上げとかイベントとかに少し余裕が出てきて、ウチの本丸の刀たちの歴史とか関連人物とか調べてみたりするようになって、当然秋田くんの元主とかのこととかも見てみた。

重い・・

秋田くんの逸話の元になっている元主の【秋田実季(あきたさねすえ】氏は理由ははっきりしてないが、30年もの間【蟄居(ちっきょ)】させられていた。

ようは屋敷の一角の部屋の中で幽閉されてた状態。

その主と一緒に秋田くんはいたから外の世界にワクワクする子になったのかなと・・

つらい・・

「隠れんぼが得意だけど他の兄弟から忘れられてしまうことも」という説明もこの来歴を知ったらほのぼのしてられない・・

空とか風とかに無邪気に興味を示すのもずっと部屋の中に閉じ込められてたから・・

泣ける・・

でも今の本丸ではそんな暗い過去を感じさせない明るい子なワケで・・

そうなるともう「ウチの本丸では絶対秋田くんをのびのび大事に育てるぞ!」という気持ちになるワケで・・

当然、ウチの本丸での短刀初の極修行は秋田くんを送り出しました。

で驚いたのが、秋田くんの修行先からの手紙が今までの他の男士の手紙とちょっと一線をかくしたもので【極修行とは】というものに関してネットでもけっこう話題になった。(ちなみに他の男士の手紙の内容はネタバレ記事で読んでて知ってた)

ネタバレになりそうなので詳しくは言えないけど秋田くんは極修行では通常してはいけないと思われる行為を強い意志でしている。

その辺が今までなんとなくボヤーっとしていた刀剣乱舞の世界観についてもちょっと考えたりして興味深かったんだけど。

で、無事極修行を終えた秋田くんは立派だけど可愛い兜姿で逞しくなって帰ってきました。

あと2018年の秋に京都国立博物館「京のかたな」展で、初めて本物の秋田くんも見ました。

吉光作のたくさんの藤四郎兄弟の中でもひときわ小さくて「刀というよりまるで小刀」のような秋田くん・・

でもその小さい刀身は他の吉光の他の短刀同様青く輝いていてとても綺麗でした。

きっといろんな人に大事にされてきたんだなと思うとちょっと嬉しかったです。

ただ唯一ゲームで不満だったのが、秋田くんは初期からいる刀なのに回想がない刀のひとつだったんです。

実は意外なことに藤四郎兄弟では薬研や乱ちゃんも回想ない組だったんですよねー、あんなにキャラ濃いのに(笑)

ところが今年の2月25日、突然秋田くんの回想が追加されました。相手はなんと大典太光世さん!

いやー、これビックリしましたねー。なぜならイベントとか新規追加以外で回想のみがポコっと追加されることなんて初めてだったから。

しかも回想のタイトルが【見ることのなかった世界】

もうタイトル見ただけで泣けるやつじゃないですか・・

光世さんも長いこと蔵に閉じ込められて(引きこもって?)いた刀だったから秋田くんとのこの回想は意味があるんですね。

実際に回想見てたらもう大泣きしました・・だけどとっても優しくて尊い世界・・私の中ではこの回想がゲームの中で一番泣けて大好きな回想になりました。

運営さん、素晴らしい回想ありがとう!(でも5年も無しはちょっと遅いぞw)

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