英語学習振り返り(2)

1週間ごとの定期報告で、日曜日に投稿するつもりが書くことすら忘れてしまっていた。
これでは先が思いやられる。ダメだダメだ。人の目があってこそ、頑張る意欲もわく……ハズと思っているのだから。

とはいえ、10月15日〜20日の1週間で、そんなに英語をやれていなかった……(滝汗)

1つ面白かったことがあったので、共有したい。
20日(日)の夕飯直後。なんの脈絡もなく急に、父が言い出したことわざがある。

It's no use crying over spilt milk.
こぼれたミルクを嘆いても仕方がない

いや、おもしろい。

文字ではなく声で聞いていて、発音良くスピーディーに言われたもんだから、こんな風には聞き取れていなかった。

It's climbing spirit milk.

上記の聞こえ方でなんのこちゃ、さっぱり分からない。笑う笑う。1人で大笑い。

引用文は有名な言葉なので、分かる人には分かる。答えは最後に教えるが、僕が意味を理解できるまでの、おかしな茶番劇に付き合ってもらおう。


父に「ゆっくり、もう一度言うで?」
と言われて再び耳を傾けてみる。

It's nosing climbing over split milk.


かろうじて聞き取れた──いや、聞き取れてない。──が、頭に入ってこなさすぎて、再び大笑い。

鼻って何??
牛乳と鼻?
"split"ってなんや?


父がヒントを出してくれた。

父「コップから牛乳が"離れる"ってなんて言う?」

僕「こぼれる? 落ちる? fall?」

父「分かれるんやで? spilt(スピルト)や」

僕「……あっ、魂の方かと思った」

父「それは、spirit(スピリット)」


今度は1音1音区切って、文章を教えてもらった。

It's no use crying over spilt milk.

僕「牛乳こぼして泣かないで?」

父「直訳したらそうやな。
牛乳こぼしたら、どうなる?」

僕「牛乳こぼして……」


そこまで考えて、やっとぼんやり綺麗な日本語が頭に浮かんだ。

It's no use crying over spilt milk.
覆水盆に返らず

これが答えだ。

僕「水が牛乳になったん……?!
日本語の方がちょっと、ことわざ分かりにくいな?」

父「これを応用して、牛乳が油になったり、酒になったりするねん」

確かに、酒をこぼして嘆く人は居そうだ。
英語のことわざって、ある意味直球で分かりやすいものが多いかもしれない。

英語圏のことわざを、もっと知りたくなった瞬間だった。

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