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インドホシガメのふるさと:スリランカ【リクガメのふるさと道の駅】

「インドホシガメ」
その名にふさわしい、星の瞬く光のような甲羅の模様を持つリクガメさんです。

「インドホシガメ」

甲羅の背側とおなか側に、綺麗な星形の模様がある、特徴的なリクガメです。

おかきチャンネルさん宅の「ニシキノ」さんに登場してもらいました。

学名にもエレガンス(Geochelone elegans)が入っています。

真上からみても、放射状に広がる星のような形がうつくしいです

高温多湿の環境を好み、
温度・湿度管理が難しいと言われる種類のひとつです。
今回は、そんなインドホシガメのふるさとの一つである、
「スリランカ」について、ご紹介したいと思います。

お口を開けてごはんを食べようとしている姿も愛しい。
ぱくっ!

「光輝く島」「インド洋の真珠」「インド洋の涙」スリランカ

「スリランカ」と聞いて、どんなイメージがあるでしょうか?

紅茶、アーユルヴェーダ、カレー…
聞いたことはあるけど、どういう国?インドと何が違うの?と思う方も多いかもしれません。

スリランカの紅茶畑
スリランカカレー

「インドの涙」「東洋の真珠」などと呼ばれるスリランカは、
北海道の約8割ほどの大きさを持つ、インドの南東に浮かぶ島国です。
(日本から飛行機で9時間、直行便もあります!)
「スリランカ」はシンハラ語で「聖なる光輝く島」という意味です。

スリランカは、「インド洋の真珠」、「インド洋の涙」と呼ばれることもあります。
自然の豊かさやうつくしさから「インド洋の真珠」
また、その歴史の悲しさから「インド洋の涙」とも呼ばれています。
それは、ポルトガル、オランダ、イギリスと植民地支配が移り変わり、
2009年まで約20年間続いた内戦の歴史をもつ国だからです。

スリランカの浜辺で

また、紅茶の生産地としても有名なスリランカ。
生産量はインド、ケニアに次いで世界第3位
かつての国名「セイロン」は紅茶の代名詞としてその名をとどめています。

聞いたことあるけどよくわからない(←私)「アーユルヴェーダ」は、
約5,000年以上前の古代インドを発祥の地とする、スリランカの伝統医療。
サンスクリット語の「アーユス(生命、寿命)」と「ヴェーダ(科学、知識)」が組み合わさり、「生命の科学」という意味があるそうです。
ガイドブックを見ると、日本語対応可能なサロンもありました。

スリランカの世界遺産と聞いて、イメージが思い浮かばない方も多いと思います。
有名どころの一つが、約1400年に渡り、ジャングルに埋もれていたミステリアスな世界遺産の「シギリヤロック」。
頂上までの階段は約1200段あり、多くの観光客がその岩を登ろうと訪れます。

長い名前の首都として有名な「スリジャヤワルダナプラコッテ」も、スリランカの都市なのです。

スリランカの気候について

日本と同じ島国のスリランカ。
インドホシガメのふるさとはどんな気候なのかについて、見ていきましょう。

スリランカの気候は、コロンボ、キャンディなどを含む南・西部と
ジャフナ、アルガム・ベイなどを含む北・東部で大きくふたつに分かれる。

■南・西部
南・西部は4~6月、10~11月が雨季で、12~3月が乾季。
雨季にはモンスーンの影響で1日に数回スコールが降る
キャンディなどの高地では12月まで雨季が続くが、
年間総降水量は南西海岸のほうが多い。
平均気温は、コロンボは約27℃と高いが、
ヌワラ・エリヤなどの高原地帯は約16℃と年間を通して春のような天候

■北・東部
北・東部は10~3月が雨季で、5~9月が乾季となる。
全体的に南西部よりも乾燥しており、雨も少ない。
南西部よりも気温の差が大きいものの、やはり平均気温は30℃近くと暑い

地球の歩き方「スリランカの気候」https://www.arukikata.co.jp/weather/LK/
出典:地球の歩き方「スリランカ」https://www.arukikata.co.jp/weather/LK/

このグラフを見ると、グラフがほぼ一直線ということもあり、
年中通してあたたかい(暑い)気候だということがよくわかります。
(東京のグラフをみると、日本は季節による温度変化が大きいこともわかりますね)

出典:地球の歩き方「スリランカ」https://www.arukikata.co.jp/weather/LK/

乾季と雨季に分かれており、雨季には「スコール」という、
急なにわか雨や雷もあり、年間降水量も東京と比べて多くなっています。
こういった背景から、インドホシガメは「多湿系リクガメ」と呼ばれています。

スリランカにまつわる私の好きなもの「kelluna.(ケルナ)」

私のおすすめは、kelluna.というフィットネスウェアブランドです。

kelluna.(ケルナ)は、スリランカで紛争被害の影響、社会的地位、性別や生活環境等を理由に、労働市場に参入できずにいた現地の女性を自社工房で雇用しているフィットネスウェアブランドです。

また、ウェアは現地のデッドストック(売れ残り品)を活用していることから、販売される分だけしかないということも、一期一会な感じがして、
私は気に入っています。

運動をするときに、元気がでるような明るい色や柄のウェアを着ること、
何より自分が気に入った好きなものをまとっていると、
やる気も出るような気がしています。

また、日本社会に向けて「Beauty comes from self-love」(美とは、自分を受け入れ愛すること)というコンセプトをもとに、プロダクトを通して、ボディポジティビティやセルフラブを発信しています。

ウェアだけでなく、スリランカの茶葉で染めている、「self-loveエコバック」もあります。

いつも使うバッグに「self-love」とあると、意識できる気がしていてお気に入りです。

おすすめリクガメ動画

おかきチャンネルさんというYoutubeでは、
インドホシガメのニシキノさんを、
約1年間育ててこられたこれまでの様子や過程を見ることができます。
インドホシガメは、温度・湿度管理の面から飼育が難しい種類ですが、
色々細やかに工夫しながら、小さい赤ちゃんの頃から、
少し大きくなった現在までの様子を癒されながら楽しめます。

ということで、今日はインドホシガメ×スリランカの紹介でした!
また次の国でお会いしましょう!

リクガメのごはん屋さん

スリランカ滞在時にあったエピソードと考えたことについてはこちら。

今回のモデルさん:おかきチャンネルさん宅のニシキノさん

参考文献
外務省「スリランカ民主社会主義共和国 基礎データ」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/srilanka/data.html

地球の歩き方「スリランカの気候」https://www.arukikata.co.jp/weather/LK/

kelluna. https://www.kelluna.com/

小家山仁「カメの気持ちと飼い方がわかる本」(2017)主婦の友社

LIONROYAL「スリランカ」http://www.lionroyal.com/srilanka/ayurveda/

お茶百科「紅茶の主要産地 スリランカ」http://www.ocha.tv/growing_regions/blacktea_producers/srilanka/

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リクガメのごはん屋さん
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