ヘルマンリクガメのふるさと-スロベニア:名前に「love」があるうつくしい国-
「このリクガメはスロベニアから輸入したんですよ」
わが家にヘルマンリクガメをお迎えしようと、リクガメ専門店で話を聞いているときに言われた言葉。
もともと種類や大きさ含め調べた上でお店へ伺いましたが、
この言葉を聴いて、やっぱりこの子をお迎えしようと気持ちが固まりました。
このヘルマンリクガメのふるさとである「スロベニア」は、
私にとっても思い入れのある国だったからです。
今回は、ヘルマンリクガメのふるさとのひとつである「スロベニア」についてです。
「スロベニア」という国
「スロベニア」と聞いて、場所が思い浮かぶ人はどれくらいいるでしょうか?
(私は初めて聞いた時全く知らず、「ヨーロッパのどこか」程度でした…)
西はイタリア、北はオーストリア、南東はクロアチアに接している、中央ヨーロッパに位置するちいさな国です。
四国ほどの国土の大きさの約6割が森林で、ヨーロッパの中でもとくに自然の豊かな国の一つです。
スロベニアのつづり「Slovenia」の中には「love」が含まれています。
スロベニアと私
大学に入学後、色々な機会で海外に行かせていただいたり、バックパックで旅をしたりしました。
その中で、はじめてのヨーロッパで、ひとつの国に長く滞在させてもらった国がスロベニアでした。
「自然が好き」という二人のスロベニア人の研究パートナーに連れられて、
様々な街や川、湖に連れて行ってもらいました。
「私は、ブレッド湖よりも自然豊かなボヒン湖の方が好きなんだ」
冬の気温の低い中、しんと静かなボヒン湖の横で、
白い息を吐きながら話してくれたパートナーの言葉。
可愛らしい観光地としても有名なブレッド湖も素敵でしたが、
ボヒン湖では、自然に圧倒されるような景色や静けさを感じました。
部屋をてけてけと歩くヘルマンリクガメのダイナを見ていながら、
ふと、この写真たちにあるようなあのうつくしい森の中でも歩いていたのかと思いを馳せると、
なんだかより愛おしく思うのです。
スロベニアにまつわる好きなもの
私のお気に入りの一冊。
日本ではかなり珍しい、スロベニアを紹介している素敵な本です。
彼女のやわらかい感性ややさしさから紡がれることばや視点がとても好きです。
そして、なによりわが家のヘルマンリクガメのダイナです!(親ばか)。
これからもお互い健やかに、一緒に年を重ねていきたいと思っています。
いつかまたスロベニアに行ければ、と思いながらも、
ダイナの歩く姿を見ると、あのうつくしい自然豊かな国とつながっていると思えるのです。
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