WWAについて
こんばんは。ウエハラアオイです。
先日の自己紹介で書かせていただいたように、つい最近RPGツクールを使って新作RPGゲームを作成いたしました。
以下、三つのサイトで公開しています。（Plicy様も追加しました。）
クリアするのに6時間くらいかかりますが、ぜひやってみてください。
さてこの作品、RPGツクールを使って作った初めてのゲームなのですが、ツクールを使う前に、WWA（World Wide Adventure）という開発ツールを使ってRPGゲームを作っておりました。
このWWA、初めて聞く方もおられるかもしれません。簡単に説明すると、
・2000年代に流行ったブラウザ上で遊べるゲーム
・開発ツールは無料で、誰でも簡単にRPGゲームが作成可能
・作成したゲームは誰でも簡単に自分のホームページで公開可能
というものでした。
当時からたくさんのフリーゲームがありましたが、多くは一度ダウンロードする手間がありました。
またフラッシュゲームなんかも流行っておりましたが、フラッシュゲームは作成するのにそれなりの知識が必要だったと認識しております。
その点このWWAは、ブラウザ上でサクサク遊べ、かつ、小学生でも作成、ネットで公開が可能である代物でした。
当時小学生だったウエハラアオイはこのWWAを見つけ、見事にハマるわけです。
まずはいろんなWWAゲームをやり漁り（当時はインターネットをやり始めたばかりで、無料でこんなにいろんなゲームができるの！？と衝撃でした。）、やがて、自分でも作ってみたい！と思うようになります。
そして、ついにWWA開発ツールをダウンロードし、ゲーム制作を始めるわけです。
WWAに出会っていなければ、現在、間違いなくゲーム制作は行っていないでしょう。人生を変えた出会いというわけです。
さてこのWWA、最も盛り上がっていたとされる2000年代から既に10年以上が経過しており、かつての勢いは失われてしまったものの、まだまだ活動は続いております。
一時期、Javaの更新によりWWAがブラウザ上で動かなくなる危機がありましたが、WWA wingの開発により、免れました。
今でもWWAコンテストは毎年開かれている模様です。今年あたり、また参加してみようかしら。
私のホームページでも、メインコンテンツとしてWWAを公開しております。
WWA wingのおかげで、スマホでも遊べるようになりました。プリシーでも公開できるようになってるのかな？
かなり古い作品もありますが、特に今でもお勧めできるのは、
・ユキの花
・死神の晩餐会
・みんなの夏まつり
・プリンセスロード
あたりでしょうか。
ユキの花は高校生の時の作品ですが、今でも好きなお話です。ストーリーに関しては当時のWWA界隈のいろんな方に評価いただけた記憶があります。ラストで伏線を回収してすっきりさせるような展開を作れると気持ちがいいですね。
死神の晩餐会は途中までは非常に楽しく制作できたのですが、非常に難しいテーマで、最後まで走るのがとても辛かった記憶があります。結局、ラストは答えを見いだせないまま着地してしまったような。ただ、終盤の盛り上がる展開は今回の【あの時、一緒に覚えた歌】に活きていると思います。
みんなの夏まつり、は、十字路の猫の生活系ゲーム三部作の集大成として出しました。（島暮らし、という小学生の頃に作った作品が結構評判が良くて、その次に出したCITY LIFEもなかなか評価いただけたのです。）こちら、いわゆる真のエンディングを見るかどうかで作品の印象がガラッと変わるんですが、その真エンディングの方がクセがすごすぎて、自分でも引いてしましますね。当時ハマってたえぐい展開の映画や漫画の影響をめちゃくちゃ受けてます。
プリンセスロードなんかはもう中学生の頃の作品ですね。かなり当時の影響が反映されていたりします。いろんな特徴ある武器が使えるので、王道RPGゲームとしてはこれが1番楽しいかもしれません。
ひとつひとつの制作秘話など、作品を深掘りする記事なんかも今後書いていけたらいいですね。