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中山美穂さんの逝去を悼む

今朝は冷え込みが一段と厳しくなったように感じました。晴れてはいたので精力的に予定をこなし、午前中に全て片づけました。医療機関2カ所、整体1カ所、区役所とうまく一筆書きでつないで時短でやり遂げられたのが幸いしました。

さて、……。

昨日、帰宅の途についた私は、noteの記事の推敲をしようとスマホを起動させた。すると、ニュース記事に中山さん(以降は「ミポリン」と表記)の逝去を伝えるタイトルがあって、かなり驚いた。そして、ちょっと気持ちが下がるのを感じた。

謹んでお悔やみを申し上げたい。

申し訳ないが特にファンであった訳でもなく、熱烈に応援していたとはとても言えない。それでも私より数歳年下でざっくり同じ世代であり、私よりは健康だろうと勝手に思っていただけに、この訃報はなかなか受け入れがたいものであった。

ミポリンを最初に知ったのは、ドラマ「毎度おさわがせします」だったと記憶している。ぶっちゃけこれはドタバタ劇だった。だから、素晴らしい内容で心から感動するようなものではなかった。

でも、その後のドラマ「誰かが彼女を愛してる」では、主演をするとともに主題歌もWANDSとコラボレーションして作詞に参画したものを自ら歌うというマルチな活躍を見せてくれた。これは、当時リアルで観ていたし、CDも持っていた。

この頃にはかなりの成長を見せていたし、演技も格段に上手になっていた。歌もはつらつとした声が耳障り良く、完全に一皮むけた大物になっていた。

ただ繰り返しになるがファンという程でもなかったので、その後自分の観るテレビ番組の中にミポリンがいた記憶がない。結婚・出産・離婚をされていたようなのだけど、それを知ったのは、いずれもしばらく経ってからだった。

訃報だけがほぼリアルタイムというのも皮肉なものだけど、そういうご縁であったのだろうと受け止めている。私の同世代の人達は、皆ミポリンに何かしらの思い出を持っている方が多いと思うし、瞑目久しく追憶をたどった方もおられただろう。

自宅マンションで1人で亡くなっていたという。一世を風靡した大スターであるだけに、その活躍と最期の対比がより無常感をかき立てる。しかし、それも是非もなし。

整体の施術を受けている時に、ミポリンの急逝が話題になった。施術の先生もやはり似たような世代だからだ。

そして「我々もこういうことが起こり始める世代になったのですよね」という内容で、ひとしきり会話を重ねた。このようなことも、故人の供養になるものと信じている。

年の瀬に寂寥感を増す話題で申し訳ない。

お読み頂き、ありがとうございました。

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辻六道🥚
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