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今日一番驚いたスーパーでのできごと

今日も熱気がすごい一日でした。圧を感じるほどの暑さで心が折れそうになりながらも、やるべきことをやった自分を褒めたいと思います。

さて、……。

既報(という程でもないけれど)の通り妻の体調が悪いので、恒例の近所のスーパーまでの買い出しは、今日は私1人で行ってきた。

買い出しの商品については妻がメモ書きを作ってくれた。なので、それを元に機械的に買ってくればよいかと考えていた。

ちなみに、家からスーパーまでの所要時間は車だと10分は掛からない。そのため、窓を開けて車内の熱気を追い出し、かつダッシュボードがある程度冷えるのを待つと、残りほんの数分で着いてしまう。

エアコンが効果を発揮する前の到着となり、買い物中の駐車で車内の状況が元に戻ることを考えると、今回は妻がいないこともあってエアコンはつけず窓を開けて走るだけの往復となった。

そんなわけで、スーパーの店内に一歩足を踏み入れると「極楽、極楽」と温泉に入ったおじいさんのような気分になった。それをしばらく堪能しつつカートを押して店内でメモの商品をピックアップして回った。

その中にはオレンジジュースも含まれていた。わが家ではしばらく買うことのなかったものであったが、これは娘のリクエストらしい。

お安い御用だと思って冷蔵品コーナーに行って「?」と思った。普及品は売れてしまったのか、高いものしかなかったからだ。

最初は暑いからみんなジュースを買うんだろうなあ、という理解をして「もっと早く来ればよかったかな」と思ったのだけど、よく見たら更に高いオレンジジュースが斜め奥の棚に並んでいた。

そして、自分が「仕方なく」買おうとしていた比較的安い方のオレンジジュースの隣には、同じシリーズのリンゴジュースがあった。その値段は100円以上安かった。

そこまで状況を把握して、何かすごいことが起こっているのではないかと驚いた。そしてこれをどう理解すればよいのかとしばらく考え込んでしまった。

通常、同じシリーズの商品であれば、値段が同じかせいぜい数十円の差しか付けない。それがこのような価格差になっているとなると、オレンジジュースの原価が上がっていると考えざるを得ない。

900ccの紙パックジュースが270円とはいい値段だと思ったけれど、これが実は普及品の値段であることを理解して、やむなくそれを買って帰ることにした。事件は現場で起きているが、値上がりはスーパーでも起きていることを実感した。

家に帰って調べてみると、以下の記事に行き当たった。主にオレンジジュースの原料となるオレンジはブラジルが主要生産国となるが「干ばつや大雨、果樹の病害」のため不作となり、加えて円安が拍車を掛けて値段が上がっているとのこと。

グラフを見て頂くと分かるように、ここ2年間で倍以上となっている。これでは値段にダイレクトに響くのもやむを得ないと納得した。

本件については、久々にオレンジジュースを買うだけでも世の中の動きを知ることができる貴重な経験をしたと受け止めたい。

お読み頂き、ありがとうございました。


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