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亡父がいた予科練
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さて……
朝ドラ「エール」で出てきた、予科練。正式には、海軍飛行予科練習生と言うらしい。主人公・古山裕一の一人娘・華の初恋の相手であった梅根弘哉君は、予科練に志願した後、戦死していた。
弘哉が予科練に入隊。
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 8, 2020
「若鷲の歌」に背中を押され、旅立ちます。#朝ドラエール#窪田正孝#徳永えり#山時聡真#根本真陽 pic.twitter.com/JrynIPBz0Q
実は、私の父も予科練にいた。このドラマを観て、父が生前そのように言っていたことを思い出した。曰く「最初松山にいたんだけど、その後、高知に移ったんだ」とのことであった。
残念ながら、私は軍事ネタにはそれほど興味はなく、この件で深入りして聞くことはなかった。その父の遺品の中に、予科練にいた頃に書いたと思われる日記がある。これも、金額換算はできないが一応相続の対象であり、母の所有物となっている。旧字体に加え「達筆」で読みにくいのだが、いずれ読もうと思っている。
なお、調べてみると確かに予科練は松山に設置されていて、大勢の志願者の教育のために、新たに高知の浦戸に予科練(海軍航空隊)を新設し、松山から約1,000名を転籍させた事実があり、父の言っていたことが本当だったと改めて知った次第。
なお、朝ドラの弘哉君は土浦の予科練にいたようだが、そこは昭和20年6月10日に空襲により全焼、練習生182名が戦死した。戦後になって、弘哉君の母が裕一に遺品として見せたハーモニカが黒く焦げていたのは、その哀しい史実に基づくものと思われる。
「音楽で人を戦争に駆り立て、若い人の命を奪うことが、僕の役目なのか...」#朝ドラエール#窪田正孝#二階堂ふみ#徳永えり#根本真陽#山時聡真 pic.twitter.com/agYWqpjL1h
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) October 16, 2020
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