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年末の保険証発行停止はマイナカード普及策の一環?
今日は帰宅時の冷え込みと風の強さに、リアルに身震いしました。冬将軍様にお帰り頂くのは、まだ先のことのようです。
さて、……。
私は昨年12月以降、日常的にマイナンバーカードを持ち歩くようになった。寄る年波に勝てず、現在3つの医療機関にかかっており、受診の際の必携品である。
その日の受診の有無に合わせていちいち出し入れするのが面倒なので、財布に入れっぱなしにしているのが正直なところ。
従前の保険証も、まだ半年以上有効期限を残している。でも、こちらはわざわざ引き出しから出さなくなってしまった。このまま期限切れまでただ持ち続けるだけだろう。臍の緒のような感じと言ったら怒られるだろうか。
でも、持ち出す手間は保険証もマイナンバーカードも同じ。その違いは何かを考えたら、もしかしたら昨年12月2日の新規健康保険証発行停止がちょうど確定申告時期の直前で、時期的に近接していることが関係しているのではないか、邪推した。もちろん、あくまでも私個人の思い付きで確証はない。
ただ、e-taxでの確定申告では既にマイナンバーカードの利用は広く行われている。これは国税庁側の準備が整えば、それ以降1月でも実施が可能。2月17日の確定申告期間の到来を待つ必要はない。
このe-taxを利用するにあたっては、都度マイナンバーカードによるログインが求められる。このため、マイナンバーカードを手近に置くクセがついてしまった。このことによる刷り込みが効果を発揮したのではないかと考えると恐るべしである。
そこまで考えて保険証の新規発行停止時期を決めていたのであれば、スゴいとしか言いようがない。もっとも総務省、厚生労働省と財務省が連携するかなあといった疑問も湧くので、単なる偶然かも知れないが。
今でも野党を中心に紙の保険証復活を求める声がある。でも、それは余計な手間と費用が掛かるだけ。どうしてもという人は資格確認書で対応すべきだろう……こちらも手間ではあるのだけど。
医療機関においてマイナ保険証読み取り機にマイナンバーカードを置いて認証を求める。でも、顔認証はかなりの確率で弾かれる。恐らくメガネのせいだと思われる。そのため暗証番号の入力を求められるのだけど、失敗しないかいつもヒヤヒヤしている。
この番号入力は、お年寄りにはハードルが高いかも知れない。だからこそ顔認証の裕度を広げる必要があると思う。こういうところでこそAIを活用してほしい。
ちなみにマイナンバーカードは、春から免許証との一体化も始まる。持ち物が少なくて済むようになるのはメリットだと思う。
国の管理強化が心配だという人もおられるけど、それは強者の考えだとの受け止め。そう考える理由は、親の介護を経験し、社会的弱者が国の管理から漏れることのリスクを考えるべきだと考えるから。
お読み頂き、ありがとうございました。
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