「幾千の時を越えて」
待った
ずっと 待った
いつか 迎えに来てくれると
幾年 幾千の時を 待った
もう 待ちくたびれた
もう 待つのは やめた
お前は 今は 何処(いずこ)にいる
待つのは やめた
お前を 探す
お前の 香りを辿り
お前の魂(こころ)を想い
お前を 探しだす
もう 待たぬ
もう 待てぬ
幾年 幾千の時を待ったんだ
待っても来ぬなら 探しだす
我と縁を結びし 娘
必ず 見つけて
我の元に
約束を果たそう
幾千の時を越えて
再び 出逢い
我と縁を結ぼうぞ
お前が 我を見つけられぬなら
我が お前を探しだす
転生を重ね
我との記憶が魂(こころ)の奥にしまわれていても
我にはわかる
きっと 見つけだせる