『竹内まりや / 歌を贈ろう』暖かく、優しく、元気になれる音楽たち [Rain Magazine No.6]
最近、山下達郎さんの「楽天カード 山下達郎のサンデー・ソングブック」というラジオを聴いている。
放送1600回を超える大長寿番組であり、今更聴き始めたのかよ！と自分でも思うが (世代が違うのでしょうがない) 、流れてくる音楽と達郎さんのお話は素晴らしく、いつも55分があっという間である。
そんな中で10月23日に竹内まりやさんのニューアルバム『PRECIOUS DAYS』が出るということで、今月は3週にわたって竹内まりやさんをゲストに、アルバムに収録されている曲を全部流し、一曲一曲解説するという特集をされていた。
正直なところ、自分は竹内まりやさんの音楽は『元気を出して』くらいしか知らず、今回初めてじっくり聴くことができた。
どの曲も優しく心温まるサウンドと歌詞で、本当に素敵な音楽であり、しかも一曲ごとに曲の解説や裏話を聞くことができるという、とても贅沢な時間だった。
『歌を贈ろう』は先行シングルで発売された曲で、達郎さんのラジオでも何度も何度もかけられていたので、今では口ずさめるくらいに大好きな曲になった。
メロディーも素敵だけれど、何より歌詞が素敵である。
ほらね また泣きそうになってる 自分の弱さに耐えられなくて
でもね 誰だって悩みだらけ 手探りしながら今日も生きてる
やったこと悔やむ方がまだ やらなかったことを悔やむよりもいい
一度きりの人生ならば 信じられる道 選んでほしい
歌詞を読んでこの曲を聴いていると、一日一日を大事に生きなきゃな、という気持ちになる。最後の生田絵梨花さんとのハモリもとても心地よく、聞き終わった後にすごく元気をもらった。
竹内まりやさんの音楽は、優しく力強く「毎日を大切に生きるんだよ！」ということを教えてくれているような感じがする。
今回紹介した曲『歌を贈ろう』に限らず、ダンスミュージックやポップスのような楽しい曲とはまた違った、音楽の凄さを体感できる竹内まりやさんのニューアルバム『PRECIOUS DAYS』をぜひ聴いてみてほしい。
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Riku と申します。学生です。
普段は好きな音楽を紹介する [Rain Magazine] というシリーズを中心に、読んだ本や観た映画、趣味のことを綴っています。
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