『山下達郎 / SPARKLE』夏だ!海だ!タツローだ! [Rain Magazine No.3]
山下達郎の曲を聴きたい。とにかくたくさん聴きたい。聴きたいよォ!
という状態に今なっている。
きっかけはYouTubeで『SPARKLE』のMVを見てから。サブスクでほとんどの楽曲を解禁しておらず、山下達郎の音楽を聴くためにはアルバムを買うしかないという中で、YouTubeに上がっている数少ないMVの一つである『SPARKLE』を観て聴いて、鳥肌が立った。
曲の出だしから痺れるようなギターのカッティングで始まり(このギターがとにかくスタイリッシュでかっこいい。ぜひとも弾いてみたいものである)、山下達郎の澄んだ歌声と爽やかなコーラスが本当に気持ちよく、蒸し暑い日でも少しの間爽やかなビーチに行ったような感覚になる。リリースから40年以上たった今でも全然色あせないサウンドだなと思う。
MVもとても美しく、The D Soraki さんのダンスと Misa Sugiyama さんの演技に圧倒されて、見惚れてしまった。
そんなわけで、この曲を聴いてから「山下達郎の音楽をもっと聴きたい!」という初めの文章に戻るのだが、衝動買いのような形で『SPERKLE』が収録されているアルバム『FOR YOU』も買い、この夏たくさん聴いていた。
ジャケットのアートワークも含め、とてもかっこよく素敵なアルバムだなと思った。
サブスクで聴きたいアーティストの音楽を聴くことができない、というのはとても不便なことだと思う。
でも、しっかりお金を払って音楽を「買う」という行為はとても素敵なことだと思うし、手軽に音楽を聴くことができる今だからこそ、山下達郎はある意味大事なことを教えてくれているのではないかと感じた。
秋を感じる涼しい季節になってきたが、『SPARKLE』を聴いてもう一度夏を感じてみてほしい。
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