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「羊文学 / あの街に風吹けば」歌詞もサウンドも素敵すぎる、羊文学の隠れた名曲 [Rain Magazine No.12]


夢見てる 恋してる
青いスカート靡かせて
駆け抜ける午後の大通り

羊文学/あの街に風吹けば


この歌詞から始まる、羊文学の「あの街に風吹けば」。
この冬に多分一番聴いて、どんなときでも楽しい気持ちにさせてくれた、本当に大好きな曲だ。

羊文学の音楽はクールなイメージがあるが(もちろんクールな曲も大好きである)、この曲は羊文学の曲の中でもトップクラスに明るく楽しい印象がある。

モエカさんの歌い方も素敵だし、ギターのフレーズと、刻むベースと、ドラムとコーラスとどれも素晴らしくて、3ピースならではの羊文学のサウンドと、ポップな世界観が合わさって、すごくかっこいい曲に仕上がっているなと思う。


サウンドも素敵だけど、歌詞もいいなぁと思う。

頭ぐらぐら 傷だらけの心で
地球の隅っこにて一人ぼっちの夜も
手遅れにするのには、毎秒新しい
まだ知らない気持ちがたくさんあるのよ

ハロー!、ハロー!
世界はこんなにも美しいのに
目隠しするのは誰?
風邪よもっと吹いて
あの子を目覚めさせて

羊文学/あの街に風吹けば

いろいろ嫌なことがある毎日だけど、世界はもっと広くて、楽しくて、美しいんだよ!ということを力強く伝えてくれる。

世界のいろいろな場所を旅して、想像を絶する光景に感動して、素敵な音楽を聴いて、おいしいものを食べて、好きなだけ本を読みたい。

地球もまだまだ捨てたもんじゃないし、今の生活も楽しくしてくれる。


そんな素敵な曲です。






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Riku と申します。
普段は好きな音楽を紹介する [Rain Magazine] というシリーズを中心に、読んだ本や観た映画、趣味のことを綴っています。
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