『マイケル・ジャクソン / Man in the Merror』マイケル・ジャクソンのエキスが詰まった名曲 [Rain Magazine No.2]
洋楽が好きな皆さんは、洋楽にハマったきっかけはなんだろうか。
と、書き出してみて、音楽の原体験が洋楽の人もたくさんいるよなぁと思った。家でずっとジャズが流れていた、とか、よくコンサートやライブハウスに連れていってもらっていた、とか。
自分の家はそんなに音楽がかかっている家ではなくて、洋楽をちゃんと聴きだしたのが中学生からなので、そういうエピソードを観たり聞いたりするとちょっと羨ましいな、と思ってしまう。
別に洋楽を全然聴いていなかったわけではなくて、車の中とかでぼんやり聴いていたと思うのだが、やっぱり歌詞がわからないからいまいち感情移入できないし、「これめっちゃかっこいい!」という曲やアーティストには出会えなかった。
そんななかで、多分初めて「めっちゃかっこいい!」と感じた洋楽がマイケルジャクソンの『Man in the Merror』だ。
『星野源のオールナイトニッポン』というラジオ番組を聴いていて、選曲で
「音楽を流しながら海まで散歩に行って、橋を渡ってちょうど海がブワーッと見えたときに、この曲の一番盛り上がるところが流れて気持ちよかった」
という、星野源さんのエピソードの後に『Man in the Merror』が流れた。
それまでマイケル・ジャクソンをちゃんと聴いたこともなかったけど、後日マイケルの他の曲も聴いてみて、しゃっくりをするようなマイケル独特の歌い方や、サビのコーラスやパンチのあるドラムの音や、マイケル・ジャクソンのかっこよさが本当に詰まった曲だなと感じた。
曲の最初は静かに始まり、最後の大サビに持っていくまで聴いていて全く飽きず、5分19秒があっという間に過ぎていって、なお「もう一回聴きたい!」と思わせる中毒性とかっこよさがハンパない。
確かにこの曲を散歩しながら聴いたらめちゃくちゃ気持ちいいと思う。(こんどやってみよう…)
そんなわけでいまだに大好きな曲で、ある時ギターで弾いてみたいと思いYouTubeで調べてみると、西村 ケントさんという方がフィンガースタイルで弾いている動画を見つけた。
マイケルの声が聞こえてくるのではないかというくらい、ギター1本で原曲を再現していて、西村 ケントさんのテクニックの凄さとギターという楽器の奥深さ、そして Man in the Merror という曲のかっこよさを再認識した。
今の自分のギターの腕ではとてもできないが、いつか弾いてみたい曲の一つである。
↓ Kent Nishimura
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