食事宅配ウォルト、東京進出、配達員、適性テストで質確保。 10/28
要点
・料理宅配サービスのWoltは東京でサービスの提供を開始した。
・Woltはクオリティーの高い顧客体験の創出にこだわっている。
・料理宅配を巡っては、新型コロナウイルスの感染拡大で、
「フードパンダ」(独)や
「menu」(日) などの参入事例が増えている。
内容
・フィンランドの料理宅配サービスのWoltは東京でサービスの提供を始めた。
・配達員は適性テストを受ける必要があり、受け渡し時の接客などの質を保証して利用者の安心感を高めている。
赤字でも、クオリティーの高い顧客体験の創出にこだわっているとのこと。実際、App Storeでは5点中4.8、Google Playでは5点中4.7の高評価が付いている(20年7月時点)
・配送料は1・5キロメートル以内であれば99円。同社は主に飲食店からの手数料で収益を得る。
・同社はフィンランドで2014年にサービスを開始、欧州を中心に世界23カ国で展開している。
・宅配を効率化することで欧州の多くの都市で黒字化に成功している。20年には米ゴールドマン・サックスなどから2億6000万ユーロ(約320億円)の資金調達に成功している。
・料理宅配を巡っては新型コロナウイルスの感染拡大で参入事例が増えている。
・9月には独料理宅配大手、デリバリー・ヒーロー(DH)も「フードパンダ」のサービス名で日本市場に参入した。
・日本のスタートアップ企業のmenu(東京・新宿)など顧客の獲得競争は激しい。
・一方、給与水準の低さや事故時の補償の仕組みが不十分など配達員の待遇は悪く人材の確保が難しく、接客の質が低下する一因になっている。
・ウォルトの進出でこうした問題が改善するか注目される
感想
・デリバリーサービスの比較図が見たくなった。
店舗が払う手数料、差別化要素など。
・これ、面白いです。↓
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