超集中力
集中力のカギは青色、鏡、ブドウ糖?
DaiGoさんの本「自分を操る超集中力」を読んだので、自分なりに解説したいと思います。
集中力は身に着けることで、限られている時間の密度を上げることが出来ます。この集中力は生まれつきの資質ではなく、鍛えれば上げることが出来ます。これから説明する3つのPoint
「集中力の性質を知る」「集中力のエンジンを起動する」「集中力を癒す」
を実践することで身に着けることが出来ます!!
Point1 集中力の性質を知る
性質1. 一日に使える量が決まっている
性質2. 集中力の出どころは1つしかない
性質1.集中力は無限大に湧き出てくるものではありません。どんなに集中力がある人でも、考えたり、判断することで徐々に減っていき、いずれは0になってしまうという性質です。
性質2.また、限られた集中力の出どころは一つしかありません。
例えば、私たちは仕事のことを考えたり、人間関係のことで悩んだり、家に帰ってから何するか考えたりと、私たちはいろんなジャンルのことを考えています。ですが私たちの集中力の出どころは同じなのです。
詳しく言うと、集中力は脳みその前頭葉という場所しか使っていないのです。
仕事のノウハウ本などに載っている「重要なタスクは午前中にやりなさい」「どうでもいいメールチェックは後回しにしなさい」などは、先ほど挙げた性質に大きく関係しています。
性質をまとめると
1日に使える量が決まっている。
出どころは1つで、どんどん消耗されるです。
Point2.集中力のエンジンを起動する
point1で説明した性質を上手に利用する方法を3つ紹介します。
1.環境を作る。
結論、仕事や勉強をやる際、デスクの上にはスマホを置かず、整理整頓して、青いものと鏡を置くです。
集中力はデリケートなものなので、机の上にスマホがあって、いじりたいけどいじれないなどと思っているだけで集中力は削られています。
また、机の上が散らかってしまうと、そのごちゃごちゃが目に入ってきて集中力は削られてしまいます。
みなさんも机に向かった途端、机の散らかりが目に入ってしまい、机の上を整理してしまったことはありませんか。
なので、今作業しているもの以外は片づけておくことをおすすめします。
なるべく青いものを使うというのは、
色彩心理学でいうと、集中力や落ち着きをもたらすものであるからです。逆に赤や黄色は興奮や注意をイメージさせるものなので、やめておきましょう。
机の上に鏡を置くことは、
鏡は自己認識機能を高める効果があります。自分が怠けている姿が映ると、これはだめだと、正してくれるという効果があるらしいです。
2.考えて食事をとる
集中力はブドウ糖によって作られます。
だからといって、甘いものや炭水化物を爆食いすればいいということではありません。
甘いものや炭水化物を爆食いすると、ブドウ糖を摂取したおかげで、一時的な集中は得られるかもしれないですが、血糖値が乱高下してすぐに切れてしまいます。
なので私たちが摂取すべきなのは、低GI食品です。
低GI食品はざっくり言うと、血糖値を乱高下させない食べ物です。例は、そば、玄米などの茶色い炭水化物です。なので白米、パンなどの炭水化物はNG。
ブドウ糖を含む低GI食品を摂取することが大事。
3.習慣化をする
集中力はデリケート。毎日の服選びの、今日なにを着て行こうなどと考えるだけで集中力は削られています。
なので、いっそのこと曜日によって着る服を決め、習慣化する。そうすれば服選びの時間を短縮できるのです。
有名な話ですが、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグはいつも同じような服装をしています。こうしているのは習慣化を実行しているからだと言われています。
このように環境・食事・習慣化という集中力のエンジンを意識すれば、限られた集中力を節約したり、活用したりすることができるのです。
Point3.集中力を癒す
集中力は消耗するものなので、どれほど迅速に回復できるかが重要になっていきます。
そこで回復方法を3つ上げます。
1.睡眠
これは簡単な話で、夜は7~8時間睡眠をとる。昼ごろに15分ほど昼寝をするなどです。
2.目を癒す
身体の構造上、脳が疲れるより先に目が疲れるのです。特に、サラリーマンはパソコン作業が多いので当てはまります。
まだ、脳内は余裕があっても、目が疲れを脳の疲れと勘違いして、集中力を切らしてしまうパターンがよくあります。
なので、脳を15分休ませたいと思ったのならば、15分目を休ませることのほうが効果的なのです。具体的には「目を温める」「目のマッサージをする」などをするなど。
3.不安を書き出す
やはり、集中力はデリケートなので、ちょっとした不安によって削られます。ですが、意図的に悩んでいるわけではないので、やめることはできません。
対策としては、自分の不安を書き出すという作業です。ちょっとした紙、スマホのメモなどでいいので自分の不安を書き出してみましょう。書き出すことによって自分の頭からいったん取り出すイメージです。今考える必要のないものは、いったん書き起こしといて、空いている時間に考えましょう。
まとめ
・集中力は1日に使える量は限られていて、徐々に消耗していく。
・環境、食事、習慣化を意識することが重要
・集中力を回復させるには、目を癒したり、不安を書き出したりする。
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