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つわりのときに妻にしてはいけない言動5選:これをやると妻は一生覚えている
産後クライシスという言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、「危機」は産前から始まっています。実は、離婚の現場では、「あの時、夫はこう言った」と何年も(ときに何十年も)前の言葉を引き合いに出し、だから離婚したいんだと主張する妻が少なくありません。
夫にしてみれば「そんなに前のことを言われても困るけど・・・。」という感じかもしれませんが、自分がしんどいときに掛けられた心無い言葉というのは、何年も何十年も消えることなく心の奥底に沈みこみ、何かのきっかけで表面に出てくるのです。
その「しんどいとき」の代表選手がつわりです。初産の妻にとって、始めてのつわりは何ともつらく終わりのないトンネルのように感じてしまいます。そんな心身ともにしんどいとき、夫からの心無い一言を掛けられると、何年後かの離婚につながることがあります。
つわりがつらくて寝ていると「俺の飯は?」と言われた
妻がどんなにつらくても自分のことばかり考えている夫の一言に嫌になる女性は多くいます。自分の世話をしてくれるのが母親から妻になったくらいにしか思っていないように感じてしまいます。
「病気じゃないから」とつらさを理解してくれない
確かにつわりは病気ではありませんが、妻がほしいのはそんな言葉ではありません。病気ではなくてもつらいものはつらい、何なら病気よりしんどい、そんな妻の気持ちを理解する必要があります。
匂いが辛いと伝えても、横で匂いがきついものを食べる
自分はしんどくないからと、横で食べたいものを食べる夫がいます。妊娠中や授乳中に大好きなお酒を我慢している妻の目の前で喉を鳴らしながらビールを飲む夫も同様です。こんな夫に対し、妻は、「自分は尊重されていない」と感じます。
「いつ(つわりが)終わるの?」と不満げに言う
妻がつわりであることで、夫が制限を受けることがあります。例えば、一緒に出掛けられないとか、夫婦生活ができないとか、家事をしてもらえないといったことです。そういった自分の不便さにばかり気を取られて、そもそもつわりで辛いのは妻であることが頭にない夫の言動に嫌気がさします。
家事を手伝ってくれない
口では「大丈夫?ゆっくり寝ててね」などと言いつつ、妻のタスクを何も手伝わない夫がいます。妻としては、自分が寝てる間、あなたは何をしてくれるの?結局やるのは私でしょ?口だけ優しくしないで態度で示して、と思ってしまいます。
産前産後は夫婦にとって試練(もちろん喜びも)がたくさんあります。そのため、関係が悪化することもありますが、逆に絆が深まるチャンスでもあります。
しかし、当の本人たちは、試練の渦中にいますので、「ここを乗り越えれば絆が深まる」というよりは、日々の生活の中で互いにしんどくなり、優しい気持ちを持てなくなってしまうのです。
つわりのときは何よりも尊重されるべき。なぜなら、二人にとって何よりも尊い赤ちゃんを宿しているから、そんな気持ちを夫婦で共有できるといいですね。
つわりのとき、こんなことを言われて嫌だった、もしくこんなことをしてもらって嬉しかった。そんなお声があればぜひお寄せください。
photo by メイプル楓様