来年から9価HPVワクチンが定期接種に
早ければ来年の4月にも、9価の子宮頸がんワクチンが定期接種として無料接種できることになりました。これで日本の女性もやっと世界標準のがん予防を手に入れたことになります。
これまでは日本の女性だけが4価ワクチンという予防効果の限られたワクチンを定期接種していました。このワクチンを使うと理論上、日本で起きている子宮頸がんの9割以上を予防することができます。
各社の速報は以下のとおりです。
NHKは副反応について、「HPVワクチンは、2013年に定期接種になったあと、体の痛みなどを訴える人が相次いで、接種の積極的な呼びかけが中止されましたが、ことし4月から呼びかけが再開されています」と、副反応は否定されていないのに勧奨を再開したようにも読める書きぶりですが、いまはもうHPVワクチンに関する正しい情報は誰の手にも届くところにあり、こうした報道に影響を受ける人もマイノリティでしょう。
関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした!
時事と読売は「接種回数は、海外の接種状況や費用対効果を考慮して2回に変更すべきだとの意見が出たが、結論は持ち越された」テレ朝は「海外では2回の接種が主流となっていることから、委員らは製造会社に変更の申請を求める意見で一致しました」と書いていますね。
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