新型コロナ時代の「教室の窓の開け方」
新型コロナのおかげで、世界中どこでも、冬でも、学校や保育所の教室の換気をしなければならなくなりました。
ドイツでも12月の完全なロックダウンに入る前、まだ学校が開いていた頃には、窓の開いた教室で子どもたちがコートを着たまま授業を受けている光景をよく見かけました。
ところが先日、こちらの教育テレビを見ていたら、子どもたちに「窓を開けていることについてどう思うか?」と訊ねると意外な答えが返ってきているのを見かけたのです。
「寒い」と答える子もいましたが、圧倒的に多くの子どもが「授業に集中できるようになった」と答えていました。
さらには、窓を1時間締め切った状態の教室と換気した教室の2つで20秒ほどのほぼ同じ内容のテストを実施してみると、換気した教室でのテストの方が圧倒的に子どもたちの成績は良いという結果が出たのです。
理由はいたってシンプル。
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