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裁判が終わりました

2017年8月、子宮頸がんワクチンの薬害を主張する医師から私に起こされた裁判がやっと終わりを迎えました。

長く、消耗する経験でした。

まずは、この裁判をきかっけに発足した、科学的な言論を守るための団体「守れる命を守る会」の皆さんはじめご支援してくださった皆さまに心から御礼を申し上げます。

また、本庶佑先生はじめ意見書を下さった吉川裕之先生、柳沢正史先生、野田起一郎先生、守れる命を守る会代表で日本産婦人科学会副会長の石渡勇先生井ほか諸先生方に厚く御礼申し上げます。

日本の法廷では、マウス1匹の結果をもって「子宮頸がんワクチンは脳障害を起こす」と主張した池田氏が裁かれることはありませんでしたが、今後は、数多くの女性の命の犠牲を前に、歴史が彼を裁いていくことでしょう。

引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

2020年3月13日 村中璃子

【以下、守れる命を守る会ウェブサイトより

守れる命を守る会会員 各位
上告状兼上告受理申し立ての判決結果について

謹啓 
平素より「守れる命を守る会」にご支援ご協力を賜り厚く感謝申し上げます。
3月9日、2016年8月4日に子宮頸がんワクチンの薬害を主張する池田修一氏から提起された村中璃子医師に対する名誉棄損訴訟に対する上告状兼上告受理申し立について「却下」(「棄却」ではなく上告自体を受けつけないという意味)との判決が出された旨、代理人弁護士から報告を受けました。
当会としては科学の在り方およびその言論が司法裁判で歪曲されたままになったことは大変残念です。しかし、控訴審では村中璃子先生の部分が原審から削除されたことや慰謝料(賠償金)が発生しなかったことは大きな成果であり、弁護団はじめ、会員の皆様のご支援のお陰です。書面ではございますが、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
裁判はこれで終了になりますが、この問題は真に科学界こそが自浄的に解決を図るべきことであります。当会はこれからも、社会全体が科学的根拠に基づいた言論活動の環境が守られ、自由に発信できる環境が成熟していくよう活動を続けてまいります。
引き続き、ご支援ご協力のほどお願い申し上げます。
謹白
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