「異例」でもない?RSウイルスの夏流行
国立感染症研究所の報告によれば、今年はヘルパンギーナやRSウイルス(RSV)などが子どもたちの間で異例の流行を見せています。これを新型コロナウイルスが感染症法上の5類に引き下げられたのに伴い、マスクを外す人が増えたせいだとする声もありますが、7月12日の記事では、必ずしもそれが理由とは言えないという話を書きました。
実際のところ、突発性発疹など例年より減っている子どもの感染症もあります。また、RSウイルスが夏にも流行するようになったのは、新型コロナパンデミック以前からの話で