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文系女医の書いて、思うこと【スタンダード】

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2019年11月の記事一覧

⑦重篤な副反応と救済認定数が他のワクチンより多い。だから子宮頸がんワクチンは危ない?

今週は、東京都知事の小池百合子氏をはじめとする「九都県市首脳会議」が定期接種である子宮頸がんワクチンの接種率が著しく低い問題についての要望書を提出したり、自民党内で同問題をめぐる議員連盟結成に向けた勉強会が始まるなど、子宮頸がんワクチンをめぐる政界の動きがありました。 子宮頸がんワクチン問題について、政界にも動きがあるのはいいことですが、かつては被害を訴える人たちからの質疑にきちんと反論できなかったという過去もあります。 政治に携わる方たちは、エビデンスの出そろった今こそ

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長崎・佐賀での講演会の様子がテレビ・新聞で紹介されました

11月は九州で、長崎、宮崎、佐賀と3つの講演がありました。地元メディアがその様子を取り上げてくれたのでまとめてご紹介します。 NCC長崎放送 特集「子宮頸がんワクチンの今」https://www.youtube.com/watch?v=sSgO_Dtykys KTNテレビ長崎これまでは、被害を訴える人の声ばかりを取り上げるものや両論併記ばかりの子宮頸がんワクチン問題報道でしたが、このニュースでは「健康被害とワクチンの因果関係は証明されておらず、現在も定期接種となっています

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⑥すでにHPVに感染している人がワクチンを接種すると病変が悪化する?

子宮頸がんワクチンの接種率が上がっていることを問題視し、市議会で質疑が行われた茨城県つくば市での市民公開講座の方、無事終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。 会場には次のノーベル賞受賞が有力視さていれる筑波大学の柳沢正史先生も駆けつけてくだったほか、懇親会では、子宮頸がんワクチンを開発した功績でノーベル賞受賞のツア・ハウゼン医師に師事した吉川裕之先生から、ノーベル賞受賞に至るまでの数々の秘話も聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。 科学

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子宮頸がんワクチンの接種率上昇中の茨城県つくば市で、市民講座を開催します

11月12日、茨城県つくば市で子宮頸がんワクチンに関する市民公開講座を行います。茨城県立中央病院院長で筑波大学元教授の吉川裕之先生(HPVを発見しHPVワクチンを開発した功績でノーベル医学賞を受賞したツア・ハウゼン医師に師事!)、守れる命を守る会代表で日本産婦人科医会副会長の石渡勇先生もお話されます。 私の講演が初めてではない方もいるかもしれませんが、明日は「茨城県スペシャルバージョン」で講演しますのでどうぞお楽しみに。 つくば市議会では今年6月「子宮頸がんワクチンの接種

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⑤子宮頸がんワクチンの予防効果はいつまで続くか分かっていない?

2019年6月、茨城県つくば市議会では「子宮頸がんワクチン推進派の急先鋒の人物が、わりと有名な『ネイチャー』という科学雑誌の賞をとり、彼女が本を出版したこともあるのか、つくば市における子宮頸がんワクチンの接種率が実際に増えたから」との理由で、子宮頸がんワクチンに関する質疑が行われ、10月には、れいわ新撰組代表の山本太郎議員が、子宮頸がんワクチン不要論をとなえる街頭演説を行いました。 子宮頸がんワクチンは世界140か国で使用され、WHOや世界中の保健当局、学会が接種を推奨して

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