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文系女医のリハビリ話

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2024年3月、顎の良性腫瘍の手術を受けました。以降、食べる・話すがうまくできなくなりました。命に関わらないし傷も見えません。全く話せないわけでも食べられないわけでもありませんが…
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世界一の医療を受けるために日本へ

「日本の医療が恵まれている」いう話は、日本人であれば誰もが耳にしたことがあるでしょう。 …

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ドイツの言語聴覚リハビリ「ロゴペディ」①舌圧子とストローによる訓練

症状が悪くなった気がするーー。 術後3ヶ月目の体調を素直にまとめると、そうなります。 7月…

歯医者で溺れかけるー「文系女医のリハビリ話」はじめました!

身体にメスを入れられること。その影響は、実際にメスを入れられてみないとわからないこともあ…

わたしのリハビリメニュー

3月に右顎の下にできた腫瘍の摘出手術を受けました。 術前の説明では、舌の動きが少し悪くな…

世界に誇る日本の医療の「お値段」

先日、日本で腫瘍摘出の手術を受けたことについてはnoteでもお伝えしてきたとおりです。 http…

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術後3週間:焦ラズ、落チ込マズが難しい

目覚めるたびに「また良くなっている」と感じられていた症状も、術後2週間を過ぎた頃から急に…

手術は無事終わり、良性腫瘍でした

手術は無事終わり、腫瘍は良性で確定診断となりました。 大きな腫瘍だったのに、口の中から手術したため、手術したことは外目からは全く分かりません。体への負担も少なく、手術から40時間後、翌々日の朝には退院することができました。 日本で手術を受けるに至るまでの経緯については、こちらのnoteをご覧ください。 口の中は粘膜なので皮膚の傷よりも閉じるのがずっと早く、傷口を縫っていることもあってすぐ塞がるのだそうです。ただ、手術後3時間で口から水を飲み、翌朝には流動食も出て少し食べ