音楽家のアメリカアーティストビザ準備②
最近は、ずっと書類に向かっている。
アーティストビザの準備、そして夏にアイルランドの音楽家を呼んで行う公演の準備。
やった事がないチャレンジ、壁が立ちはだかっているが、何とか日本で出来ることを後悔なく終えて海外に渡りたい。
ビザの準備としては、まず初めに情報を集めるところから始めた。
ブログなどでざっくりと内容を調べた後は、知り合い、知り合いの知り合いなどを伝って、取得された方に直接質問させて頂く機会を頂いた。
沢山の人の協力が必要なアーティストビザ。
取得された方は、みんな親切だった。ビザ取得の大変さを理解しており、今まで沢山の人に協力してもらって自身も取得出来たからだろう。
沢山のことを教えてくれた。きっとビザを取得するには人間力も必要なのだと思った。
私が「仕事を紹介してくれる人、スポンサーなどどうやって見つけられたのですか?」と質問すると、
皆が口を揃えて「偶然、見つかったんです」と話される。
どこかにチャンスが落ちていないかな、
そんな風に考えて、知り合いに連絡することに加えて、
人に会う度に、海外移住のビザの準備をしていることを公言して過ごす毎日。
ある日、
ビザの資料作成に、今話題のChat GPTを使った。
日本語の資料を全て英語にして、簡潔にまとめられるのでとても便利だ。
その日以来、丁寧な表現などもChat GPTに教えてもらい、たくさん使っていた。
知り合いに「協力してくれませんか?」とお願いをする際、
念には念をと思って、何日も練って依頼文を考えていた。
場合によっては現地で仕事を紹介してくれたり、道が開けるかもしれない。
いざ送ってみると、丁寧すぎる長文が距離を感じさせてしまったのだろうか。何度か会ったことのある仲なのに、既に約束していたミーティングに彼女が現れることは無かった…。
AIは完璧な文章を作ってくれるが、もしかすると人間の持つ熱量が伝わらないのかもしれない。そんな事を考えた。
次に依頼文を書くときは自分らしさを残すことを意識しよう。
友達に送る感じで、短くフレンドリーにを心がけて。
そうすると、少しずつ協力してくれる人が戻ってきた。
もう少し力を抜いて気楽にやってみようかな、そんな風に考えている。