Riko Matsuoka

アイリッシュハープ奏者。渡米準備中。

Riko Matsuoka

アイリッシュハープ奏者。渡米準備中。

最近の記事

音楽家のアメリカアーティストビザ準備(最終話)

◆ ビザ取得への道のり 2024年も半年が過ぎ、夏がやってきた。 「アメリカに行きます!」と宣言してもう1年になる。 「あれ、日本にいるの?」 「いつアメリカに行くの?」 と思われていた方も多いかもしれない。 この1年、観光ビザで日本とアメリカを行ったり来たりしていたものの、なかなか現地で働く為のビザが降りないでいた。 この1年は大変なこと続きだったのだが、ようやく笑い話として話せるような心境になってきたので、今回 note に書いてみることにした。 そもそも私が申し

    • 音楽家のアメリカアーティストビザ準備③

      なんと前回の記事から7ヶ月。 街にはクリスマスソングが流れ2023年の終わりが見えてきた。 今頃、アメリカに移住しているのかと当初は考えていたが、そう上手くは行かないものだ。 大きなプロジェクトなどありながら、細々と書類を作り、気づけば600枚ほどの書類になった。 9月には現地に飛び、生活環境を整え、演奏したり人に会ったりもした。 担当弁護士からは「必要書類を作成したら連絡してください」という連絡のみ。ネットの情報で書類を作成した。 もしかすると、弁護士選びがまずかった

      • 来日ツアーを企画してみて「 Michael Rooney, June McCormack & Music Generation Laois 日本ツアー2023 」

        アイルランドからの来日ツアー 3年越しのツアー「マイケル・ルーニー、ジューン・マッコーマック、リーシュ・ハープアンサンブル」日本ツアー2023が無事に終わりました。 これまで「アイリッシュハープアンサンブルの音色を日本で!」という想いをずっと持って過ごしてきました。 その想いを叶えて下さって本当にありがとうございました。 こちらの公演に関わって下さった全ての皆さまに御礼申し上げます。 誰一人欠けても出来ない公演でした。 ツアーのはじまりこのツアーの起源は、今から5年前。

        • 音楽家のアメリカアーティストビザ準備②

          最近は、ずっと書類に向かっている。 アーティストビザの準備、そして夏にアイルランドの音楽家を呼んで行う公演の準備。 やった事がないチャレンジ、壁が立ちはだかっているが、何とか日本で出来ることを後悔なく終えて海外に渡りたい。 ビザの準備としては、まず初めに情報を集めるところから始めた。 ブログなどでざっくりと内容を調べた後は、知り合い、知り合いの知り合いなどを伝って、取得された方に直接質問させて頂く機会を頂いた。 沢山の人の協力が必要なアーティストビザ。 取得された方は、み

          新たな旅路 / 音楽家のアメリカアーティストビザ準備①

          お久しぶりです。 ケルティックハープという楽器を弾いている@rikoharpです。 スコットランドでハープを勉強していた時は、日々の出来事をよく文章に残していたのですが、 今日は、久しぶりに記事を書きます。 3年前に日本に帰国して、沢山の素晴らしい音楽家の方とお会いしたり、ご一緒させて頂く機会がありました。 コロナ禍でありつつも、とても充実した日々だったように感じます。 しかし一方で、 実は日本に帰国してからかなりの時間、環境の変化に苦しんでいました。 スコッ

          新たな旅路 / 音楽家のアメリカアーティストビザ準備①

          ギネスビールを使って、アイルランドの家庭の味

          こんばんは! ケルティックハープを弾いている松岡莉子です。 海外に行くことが、まだ難しいこのご時世。 皆さんは、「 あの場所で食べたあの味が忘れられない 」という経験はありますか? 私は最近、アイルランドで食べた ギネスシチュー を思い出していました! もう一度食べたいなぁと思い、せっかくなので作ってみることにしました! (はじめての料理企画です) まず 材料 を揃えます! 牛肉 セロリ、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、ローリエ、牛肉ベースのスープストック そ

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          オンラインレッスンを始めて良かったこと

          オンラインレッスンのイメージこんにちは! 先日書いたオンラインレッスンの始め方の記事に反響をいただき嬉しいです。 オンラインレッスン、今では楽しんでさせて頂いていますが、私も最初は抵抗がありました。 皆さんは「オンラインレッスン」と聞いてどんなことを連想しますか? 私自身、音楽は対面じゃないと教えられないのでは?指の動きも見えないし…と思っていたのです。 実際、日本にいた7年ほど前に、実はスコットランドのハープ奏者から Skypeレッスン を受けてみる?と言われたこと

          オンラインレッスンを始めて良かったこと

          楽器のオンラインレッスンの始め方(講師用)

          こんにちは!アイリッシュハープを弾いている@rikoharpです。 現在、コロナウイルスの影響で、多くの皆さんがオンラインレッスンを始められたり、開始することを検討されているのではないでしょうか…。 私も 音楽家として オンラインの可能性 について考えていました。 そして、コロナショックに立ち向かう為に情報を交換し合う音楽家のグループでも、話題の多くはオンラインレッスンについてでした。 このような時期だからこそ、今回オンラインレッスンについて勉強した事を同じように現状

          楽器のオンラインレッスンの始め方(講師用)

          オンラインでアイリッシュハープを楽しもう!

          久しぶりのnoteへの投稿です。 ケルティックハープ(アイリッシュハープ)を弾いている@rikoharpです。 音楽留学していたスコットランドから半年前に日本へ帰国し、日本で演奏活動や海外ミュージシャンを招いてのコンサート企画を始めました。 しかし、このコロナ騒動で「延期」・「中止」の2文字に追われる日々を過ごしています。 音楽家・イベント関連の会社や会場は今とても苦しい状況に直面していると感じています。 ここ最近はキャンセル連絡に疲れ、不安な日々を過ごしていました

          オンラインでアイリッシュハープを楽しもう!

          ケルティックハープという楽器を広めるために。本場スコットランドでCDアルバムを制作し、世界に挑戦したい!

          ケルティックハープという楽器を広めたい!という想いでスコットランドに音楽留学している松岡莉子です。 スコットランドに来て3年半が経ちます。 今月、英国王立スコットランド音楽院の伝統音楽学科の修士課程を修了し、日本への帰国が迫っています。 現在、日本人初のスコットランドでの学びを経て、最後にその成果をCDアルバムに残し世界に挑戦したいという想いから現地でレコーディングを始めています。 今だからこそケルティックハープ奏者としてスコットランドで演奏機会を頂けるようにな

          ケルティックハープという楽器を広めるために。本場スコットランドでCDアルバムを制作し、世界に挑戦したい!