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世界的な奨学金コンテスト!Rise Global Winner選出

こんにちは!
最近人生で一番くらい嬉しいニュースがあったので報告させてください。

Rise Global Winner 2024に選出されました!!

以下のHPより

Riseとは?

ChatGPTに聞いたところ、こんな回答が帰ってきました。

Rise Global Winnerは、世界中の15歳から17歳の若者を対象にした国際的なコンペティションです。目的は、将来のリーダーやイノベーターを発掘し、その成長を支援することです。このプログラムは、Eric Schmidt(元Google CEO)夫妻が設立したSchmidt Futuresと、オックスフォード大学での教育支援を行うRhodes Trustが共同で運営しています。

社会への影響
このプログラムは、未来のリーダーを育成し、若者の新しい視点やアイデアを社会に取り入れることで、革新的な解決策を生み出すことを目指しています。また、世界中の若いリーダーがネットワークを築くことで、国際的な協力や連携が促進され、より大きな社会的インパクトをもたらすことが期待されています。

ChatGPTより

日本語の記事は2本しかなかったので、私が3本目としてここに書きたいと思います。


私の簡単な自己紹介

山梨で生まれ、東京で16年間育った都立西高校の1年生です。
3人兄弟の長女で、ハンドボール部に入っていて、ハンドメイドやサッカーを観たりすることが好きです。
コロナ禍でYoutubeをきっかけに、学校外でいろんなことをする面白さに気がつき、自分で学びに行っています。
企業や政府からの全額奨学金で、今まで6カ国に行く機会をいただきました🇦🇺🇩🇰🇫🇮🇮🇳🇹🇷🇫🇷(あと来年Riseのサミットで🇬🇧へも!)
和食をめぐる旅をしたり、最近は研究も始めたり、たくさんに人にお世話になりながら自由に生きています。興味があったらnoteの過去の投稿を読んでみてください!

Riseは日本人3人目での選出で、公立校出身/海外経験なしとして初めてだそうです。ちなみに、Riseを知ったきっかけは偶然知り合った友達の紹介です。

Rise Global Winnerになる特典

個人的には、世界で一番充実していると思っています。
なぜなら年齢や事業など個人の状況に合わせて適切なサポートをしてくれるからです。
・大学のフルライド奨学金
・Oxford大学で行われるレジデンシャルサミットへの招待(もちろん費用はRise持ち)
・パソコンを買うための費用
・プロジェクトのための資金
・大学出願の手厚いサポート(提携している有名大学が多く、過去の受賞者の進路がすごい…)
・中等教育の奨学金プログラム
などなど

とはいえ、一番大きいのはRise Familyと呼ばれるこのコミュニティの一員になれたことです。私は4期生になるので、今は学生が400人いる状態ですが、その全員と気軽に連絡が取ることができ、コラボしたり、相談したりすることができるそうです。関わっている大人たちも様々な経歴の方が多く、いつでもオンラインミーティングできるので、ありがたい環境です。こんな素晴らしい企画を立ち上げられ、自己資産を投資してくださるシュミット夫妻に感謝です。

選考を振り返って

私は今までかなりの数の国内外のプログラムの選考を受けてきたのですが、Riseは圧倒的にハードで時間のかかるものでした。その分とても丁寧に応募者一人一人と向き合っているのだと思います。

一次選考

まず、24年度の募集が始まったのは、昨年12月。
プロジェクトを3ヶ月間、自分なりに試してみたことを各3分の動画4本にまとめます。
私は高校受験と被っていたのですが、なんとか提出を完了させました。

この一次選考は、他の応募者が動画を見て評価し、高かった順に選ばれていく仕組みです。私も自分の動画を提出した後、何人かの動画を見てコメントしました。

この段階での応募者は、世界各地から今年は1万5000人ほどだそうです。

最終選考

ここで、500人のFinalistに絞られます。
通知が来たのが、最初に応募した時から5ヶ月ほど経った時だったので、Riseの存在を正直忘れかけていました。笑
始まった高校生活が最高に楽しく、海外進学をあまり真剣に考えなくなった時期だったというのもあります。

ともあれ、選ばれたことに驚き、同時に、送られてきた課題の山と面談のスケジュールに身慄いしました。
自分のプロフィールと、プロジェクトの説明、課外活動(受賞歴・働いた経験・メディア掲載・一般的な課外活動)学業成績、将来の展望、、、とにかく挙げたらキリがないのですが、海外大の受験で必要になるような、まあ自分は数年後にやることになるだろうと思っていた作業に追われました。埋めているうちに、こんなこともしてたっけという自分の振り返りをできて良かったです。

そして、写真(Winnerに選ばれたらこれがHPに載るよという予告付き)は悩んだ末、高校の入学式で袴を着て、雨空の中、お母さんにバタバタと撮ってもらった写真にしました。ぱっと見で日本人と思ってもらえるかなと期待を込めて。

緊張の末臨んだ面談(高校は制服がなく、いつもカジュアルかジャージだったのでギリギリで中学校で着ていたシャツに着替えました)では、5人の応募者+2人の審査官に分かれてのプロジェクトの紹介と質疑応答をするグループ面接から始まりました。ここでは審査官のおじさんがずっとニコニコしていて謎の自信が湧いてきたので、一番に発表したいと手を挙げ、かなり良い感触でした。

と、思ったら、他の子達のプロジェクト内容が凄すぎて、国際的な医療チームとワクチンの開発をして実際に届けているインド人の女の子などなど、若干押され気味になっていました。それでも、最後全体のzoomに戻る時、ニコニコの審査官が、私がプロジェクトの世界への拡大を目指していると話したことを覚えてくれていて、それをサポートしてくれそうな団体をいくつか紹介してくれて安心感が戻ってきました。残念ながら呼び止められたことでドキドキしすぎていたので、肝心の名前を聞き取れませんでした泣

そのあとは、箸休めのようなwell-being sessionのインド人先輩Winnerによる瞑想が行われ、また別のチームに分けられて、新しい課題にチームで取り組むように言われました。
英語が圧倒的に足りないことをすでに実感していたので、仕切ったりするのはやめ、みんながやろうとしないポイントで面白い発想をすることに集中しました。

最後の個人面接に向けて、1人ずつ呼ばれる前の人は全体の場所で待つ時間がありました。ここでは、オックスフォード大のアドミッションオフィサーをしていた人が司会をしていて、質問があったらなんでも聞くようにとのことだったので、ひたすら相談をしていました。日本の公立校のカリキュラムからイギリスへ行くことなど私以外全く需要がなさそうな話をしていたのですが、一つ一つしっかり答えてくださり、その優しさに泣きそうでした。

そして、私の名前が呼ばれ、面接ルームに呼ばれました。
入った瞬間、全てを見抜いていそうな眼光の鋭いおじさまが2人いらっしゃり、今までの自信が粉々に砕けました。何を聞かれたかはよく覚えていないのですが、全然上手く答えられず、最後言い残したことはありますか?と問われた時に、『私は英語がみんなみたいにできなくてここで伝えたかったことの半分も伝えられてないけど、今から誰よりも勉強します』と涙ながらに言ったことだけがはっきりしています。

Finalistについて

最終選考で半ば諦めかけていた私なのですが、Riseの良いところはFinalistにもたくさんの機会を与えてくれることです。
一般からは参加できないアメリカ・イギリスの進学セミナーや出願のためのプラットフォームの無料提供などなど。オンライン開催しているものはJST真夜中のことが多く、リアル参加は一度もできていないのですが…泣
そして、Finalistのコミュニティはいつも活発に動いており、様々な話題が飛び交っています。8月の終わり頃からは、結果を待つのに飽きた、いつWinnerの発表があるのかといったコメントでみんなそれぞれに慰め合っていました。
海外でのRiseの知名度を考えるとFinalistに選ばれるだけでも、かなり大きなことだと思います!

今後について

この数日間で、私の人生の選択肢は本当に数倍にも増えました。
お金のことを気にせず、学びに集中できるようになったことは、本当に恵まれたことだなと思います。新しい環境を選んでいくにしても、まずは今の場所で最大限できることをして行きたいです。

今まで応援してくださった全ての方へ

これからもどうぞよろしくお願いします。
また新しい挑戦を報告させてください!

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