15歳のひとり旅インド*7日目
ハイデラバード2日目。
学生寮に泊まっている。
起きたら7:30を回っていたので、急いで支度して予定を確認する。
夜ご飯を抜いていたので、まずは朝食に行くことにした。
右下が発酵させた米と豆のイドゥリ。ココナッツペーストと合わせていただく。
マイルドな味付けで美味しかった!
その後はスズキイノベーションセンターを訪れた。
スズキはインドで大きなシェアを持っており、IITH内では農村の支援などの活動も行っている。自身の研究について意見交換しつつ、農村での課題解決について学ぶことが多かった。新しいことに対して拒否反応を起こす人も多いため、必ずバリューを与えないと受け入れてもらえないという。例えば、砂糖など生活必需品を手に入れるのに15km以上の移動が必要な村に、食品の自動販売機を設置したりして、その管理を住人に任せる。どの家庭にも一台はスマートフォンがあるので、それで支払うという。
お昼前からIITH内のジャパンデスクを訪れ、産学連携などについて話を伺った。
彼らの研究を、日本企業とコラボレーションして実装できることは、とても興味深いと思う。
午後には実際に近くの農村に連れて行ってもらった。子どもたちの笑顔に本当に癒された!伝統工芸品を作り、IITHで販売するプロジェクトが今は行われているそうだ。やぎやにわとりが自由に歩いていて、のぼのぼとした雰囲気が印象的だった。
水環境が気になったので聞いてみると、地下水を引いているところに案内してもらった。垂れ流しになっていたのがもったいないと思うが、見た感じは透明だったので、少しは安心した。
留学も残り半分になり、少し疲れてきたのでゆっくり休もうと思う。
追記
スズキイノベーションセンターにあったDIE WITH ZEROをざっと読んだのだが、思い出に最も価値があるというところにとても共感した。
いろいろなところを飛び回って全く時間に余裕のない夏休みだが、その選択をして本当に良かったと思っている。
この夏に出会えた人、再会できた人すべてに感謝したいと思う。