
双子ママ社長の入院編
こんにちは 中野莉子です。
自宅で大量出血
双子妊娠30週入ってすぐに自宅で大量出血。
病院に電話をすると、すぐに来てください!!
「無理そうなら、救急車を呼んでください」
と言われ、なんとか車に乗りこんで病院に着いたら、立ち上がれずで、そのまま処置室へ運ばれました。
30週で出産
着いた時には軽く陣痛が始まり、このまま出産になるかもということでした。
それは困る!!!!!
まだ赤ちゃん小さすぎる!!!
お願いだから、まだ出てこないで!!!
と願い、しばらくたつと少し落ち着いてきた。
「まだ赤ちゃんの肺の機能ができていないので、肺の機能を促進するためのリンデロン注射をしますね。ただ、この注射は2日間、2回打たないと効果がないので、明日の2回目までもってくれることを願うのみです」
もう祈るしかないんですね・・・・・・
そしてMFICU(母体胎児集中治療室)に入院
24時間管理してもらえる集中治療室での入院生活が始まった。

34週の壁
早産児の中でも生まれる時期によってそのリスクは異なります。早く生まれるほど健康上のリスクが高く、34週以降で生まれた場合は問題なく育つ確率が高くなるのです。これを「34週の壁」と表現する人もいるようです。
妊娠34週から36週台での早産では、呼吸障害、低体温症、低血糖症などのリスクが生じる可能性があります。また、より早い段階での早産(妊娠34週未満)では、重症呼吸障害や脳出血、重症感染症などのリスクも発生します。
体重も約2000gを超えて、自力で呼吸でき、健康上問題なく育つ確率が高くなると言われるのが34週の壁で、ここを超えるかどうか、この1日でも大きく変わると言われています。
34週までは厳しい
34週まではこのままではなかなか厳しいかもしれないが1日でも長くお腹の中に入れるようにがんばりましょうということで、34週までいかなくても肺が成長できるように、注射をうち、2日目。
2回注射を打てた時点で、先生から
「よく頑張ったね。運ばれてきた時にはもう無理かと思ったけど、この注射を2回打てたことが奇跡だ!!これが打てただけでも赤ちゃんにとってはすごいことだから!!」
と言ってもらいました。
地獄の始まり
入院してからは、毎日点滴
入院1日目
お腹の張りを抑えるリトドリン15mm投与
副作用: 動悸、手の震え、ほてり
肺の機能を助けるリンデロンの筋肉注射
副作用:血糖値爆上がりで、インスリン注射スタート
入院2日目
リトドリンの副作用で心拍140台になり、100mlまで下げ、マグセント10ml追加
心拍140とは、全力疾走で走っている時くらいの心拍なので、これは続けることは不可能と判断
肺の機能を助けるリンデロンの筋肉注射2回目
血管痛がひどく、看護師さんに保冷剤をもらいひたすら冷やす
副作用:口渇、血管痛、眩暈、筋緊張低下、脱力感、胸痛
インスリン注射
入院4日目
お腹の張りが気になりマグセント12mlまで上げる
副作用:全く歩けなくなり、トイレにも1人で行けない
入院5日目
副作用:筋肉弛緩で歩行困難
動悸 心拍100軽く走り続けてるくらい
吐き気
血管痛
手足のしびれ・ふるえ
目眩・ふらつき
血糖値上昇
頭痛
胸部圧迫感
物が見にくい
瞼が重い
気力低下
ということで、マグセント10mlに戻す
なかなか苦痛の入院生活です。
入院6日目
肝機能低下
そして、赤ちゃんの状態も
お姉ちゃんのお腹の中に腫瘍らしきものが・・・・
妹ちゃんの頭の大きさが大きくなっていない・・・・
妹ちゃんが成長止まっているかも・・・・
もしかしたら何かあるかもしれないが、生まれてみないとわからない。
私の体もいつ大量出血するかわからない。
前置胎盤の本ちゃんの出血はベットの下が血だらけになるくらい出血するからと言われ1日目からMFICUに入院しいつどうなるかわからない。
大量出血した時には自分の命も危険になる。
大量出血が怖い!もし主治医の先生とかいない時に出血したら・・・・
出血を待ちながら生活するのか・・・・・
でも、1日でも長くお腹の中にいさせてあげたい。
赤ちゃんは無事に産んであげられるんだろうか?
赤ちゃんが産まれた後はどうなるの??
障害???病気???
考えても仕方がないとわかりながらも、こんな会話と感情がずっと続く。
私ってこんなに弱かったの??
と思うくらい、メンタルやられました。
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