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働きながら資格を取る方法~通関士編~

こんばんは。りこです。私は貿易事務をしているのですが、この業界には「通関士」という資格が存在します。一応私も頑張って勉強をし、3回目の試験で無事にに合格することができました。今日は今振り返ってみて、資格試験に合格できたポイントを紹介したいと思います。

〇通関士とは

貿易において輸入、輸出された際に何を輸入し、何を輸出したかを税関に申告しなければならない義務があります。これには専門知識が必要なため代理店が行う場合がほとんどです。その代理店において通関士は税関に申告をすることができる資格です。通関士の資格がなくても貿易業務自体はできますが、最終的な書類のチェック、税関への申告は通関士しか行うことができません。つまり通関士がいない営業所は営業所として成り立ちません。

〇通関士試験はどんな試験か

通関業法、関税法、通関実務の3教科の試験になります。試験は毎年に1回10月の第一週目に行われます。基本的に暗記中心になります。

〇試験勉強の5つのポイント

1.合格体験記を5人以上読む

合格体験記を5人以上読みます。これを読む上で

・どのくらいの勉強期間を要したか。

・どのような工夫をして勉強したか

を見ていきます。その中で自分に必要なものは取り入れ、合わないものは採用しません。私は合格体験記に参考書を4~5周したと書いてあったので実際に5周しました。

2.どんなにやりたくなくても1日5分でいいからやる

勉強を続けていく上で、どうしてもやる気がでない日、疲れている日や体調の悪い日があります。それでも1日5分でいいから参考書を開くようにしていました。1日欠かしてしまうと次の日参考書を開くのが億劫になってしまい余計なエネルギーを使ってしまいます。勉強の流れを止めないことが大事です。

3.過去問や問題集中心の勉強をする

暗記中心の通関士試験の勉強ですが、実践形式でやっていなかいと暗記のポイントが分からないため、結局いらない情報を暗記してしまったりします。そうしてはもったいのでなるべく過去問や問題集を使いどんどん実践していきましょう。実際に模試でやった問題が本番でそのまま出たりしていたので出題者側が突くポイントは決まっていると思います。最初は×ばっかりですが、徐々に解けるようになっていきますよ★

4.ギリギリまで諦めない

本番の試験直前や休み時間はなるべく参考書を見るようにしましょう。私も昼休憩でみていた箇所が出題されたりしたので、直前までインプットする姿勢が大切です。また本番問題を開いてから「あ、わからない。やばい。」と思っても全力で解きましょう。私もあったのですが、意外と絞り出した答えが当たっていたりします。

5.体調管理を万全に

通関士試験は年に1回しかありません。そのため体調のせいでダメだったというのはとても悔しいですよね。10月だと季節の変わり目で体調を崩しやすいので睡眠や栄養をしっかり摂るようにしましょう。

本当は細かく言うともっとあるのですが、大きなポイント5つを紹介しました。通関士の資格があると自分や営業所の業務がスムーズになるので持っていることでストレスも軽減されました。また資格給がついたり転職で有利になったりする資格ですので、検討している方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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