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「離婚」を通じて考える今後のキャリア

ウィリアム・ブリッジズの「トランジション ―人生の転機を活かすために」という本を読んだ。

人生の転機とは、何かが終わることから始まる

私はこの本を読んでドキッとした。
2022年の冬、離婚をすると決めたタイミングだったからだ。

このnoteでは、離婚という大きな意思決定をしたという結論だけをお伝えしたいわけではない。こういった決断をするまでの過程を通じて、自分のキャリア(=人生)を考え続ける意味についてお伝えしたいなと思っている。

「結婚」に対する意味づけの変化

◆独身時代の自分にとっての「結婚」の意味

20代後半に入ったタイミングで、仕事という意味でのキャリアの立て直しをした。(当時のことについて、詳しくはこちらで書かせていただきました)

当時の私は「安心できる居場所作り」が大きな軸だった。
今までの人生や今の自分を受け入れてくれる人と出会えたので、その軸に沿って結婚という意思決定をした。自分の意思決定にとても納得がいっていた。

◆自分に起こった変化

そこから結婚式・新婚旅行など結婚に関わるイベントを終えた頃、仕事では変化があり、マネジメントを任されるようになった。

難しさを感じながらも成長を感じられる経験ばかりでありがたかったし、
誰よりも使命感を持って仕事に向き合ってきた。
サニー・ハンセンの4L理論でいうなら明らかに仕事の割合が増えていた。
(4L理論では、仕事と仕事以外の他の主な要素として、Lから始まる4つのキーワード「Love(愛)・Labor(仕事)・Leasure(余暇)・Learn(学習)」がある)

今思い返すと、この頃から自分のキャリア観の変化に心の中では気づいていた。

しかし、仕事の優先度が高かったゆえ気づかないふりをしていたこと。これがわたしの至らなかった点だ。

◆離婚という意思決定について整理すると…

離婚という人生における転機が突然やってきたわけではなかった。

今回の私の件でいうと、「離婚」は誰が見てもわかりやすいイベントだが
それがあったタイミングから「終わり」=「転機のはじまり」だったわけではない。

上記で書いた通り、離婚を決めたというタイミングのもっと前から結婚の意味づけに変化があったのだと思う。数年前に決めた「自分らしいキャリア(=人生)」は終わりを迎えていて、環境変化により新しいキャリア設計をし直すタイミングだったのだ。

くさいものに蓋をする状況を続けることは、自分のキャリアに向き合っていないということ。この仕事をするからにはあってはならないことなので覚悟を持って向き合った。

そして、今の自分が大事にしたいことや今後「どう生きていきたいか?」について徹底的に考えぬいた。

2022年を生きる私が大事にしたいこと

あえて「2022年」と書いたのは、また環境の変化に応じてトランジションが起こる可能性も存分にありうるから。今の私が思う、今後のキャリアの方向性について最後にお伝えしたいと思う。

私はやっぱり、自分自身が転機を何度も乗り越えた経験を生かして、
どんなことがあっても自分らしい人生が歩める術を身につけてもらえるよう
ポジウィルズさんに還元していきたい。


そして、POSIWILL CAREERを通じて目の前の方に還元しながら、
生きづらさを感じている人が減っていき自分らしく生きていける人が増える、そんな社会にしていきたいと心から思う。

もちろん、4Lでいう仕事以外の他3つのLについてもバランスよく大事にしたい気持ちもあるので、これからもいろんなことに挑戦していきたい。一緒にいたい人がいたらパートナーとなっていきたいし、様々なことを学んで内面も外面も自分を磨き続けたい!

また、今回何よりありがたかったことは、私の意思決定を周りが後押ししてくれたことだ。

誰ひとり、「せっかく良い人に出会えたのに」とか「将来のことを考えたら焦らなくてもいいんじゃない」とか自分の価値観を押し付けることがなく、「りこぴんが決めたことなら大丈夫」と言っていただけることが多かった。

周りの理解あってこその今だと思うので、本当に感謝している。関わってくださる方みんなを大事に、感謝を忘れずに生きていこうと思う。

最後に

結婚生活は自分の人生にとって意味のある時間だったしシンプルに楽しかった。それも含めて、これまでの人生は最高だったと思える。

そして自分のこれからの人生も、最高に楽しみ!

ここまでお読みいただきありがとうございました。
このnoteが、人生を見直すきっかけになったらいいなと思います。
今後のライフイベントやパートナーシップなどにお悩みの方がいたら、ぜひPOSIWILL CAREERのカウンセラーに一度相談してみてくださいね。
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