【年少~年長向け】秋の絵本 | オススメ5冊
現役保育士オススメ♪
秋の絵本 5冊
まだまだ暑い日が続きますが、秋の気配も感じるようになってきました。
さて今回は、秋の絵本5冊。
子どもたちに人気の絵本を選んでみました。
お子さんと一緒に、ぜひ読んでみてください。
その1『もりのかくれんぼう』(偕成社)
作:末吉 暁子
絵:林 明子
言わずと知れた名作!
お兄ちゃんとの帰り道、いつの間にか迷子になって1人になったけいこ。
知っている場所のはずなのに、知らない森に迷い込んで・・・。
そこで誰と出会うのでしょう?
毎年秋になると子どもたちに読みますが、反応が悪かったことがありません。
子どもたちが好きなのは、動物たちがかくれんぼしている場面。
「どこに動物がかくれているかな~?」
と言うと、
「ここにキツネさんがいる!」
などと一生懸命さがしています。
林明子さんの優しいタッチで描かれる子どもや動物たちの表情や、秋の森の風景がとてもきれいで、わたしも子どもの時から好きな一冊です。
その2『まゆとブカブカブー』(福音館書店)
作:富安 陽子
絵:降矢 なな
※Amazonのリンクでは、月間絵本版の中古品しか出てきませんでした。
お近くの本屋さん、もしくは図書館で探してみてください。
やまんばの娘・まゆシリーズの1冊。
森の中からおびえた動物たちが出てきて、みんな口をそろえて言います。
「ブカブカブーが・・・!」
「ブカブカブーってだれ?」と、まゆはどうしてもブカブカブーに会いたくなって、林の中へ入っていきます。
さて、ブカブカブーって!?
ブカブカブーが出てくるまでの緊迫した場面で、子どもたちの集中がぐっと深まり、お話に入っていっているのがよくわかります。
読んでいるわたしはと言えば、最後の出てくるキノコごはんが、いつもとても美味しそうで、お腹が空いてきます・・・。
「やまんばの娘・まゆ」シリーズは、どれも面白いのでオススメです!
その3『びっくり まつぼっくり』(福音館書店)
作:多田 多恵子
絵:堀川 理万子
大人も知らない「へえ~~~」がたくさん詰まっている本。
お散歩で松ぼっくりを見つけたら、ぜひ持って帰って、松ぼっくりを観察したり、絵本の中にある手品をしたりしてみてくださいね。
このような科学絵本シリーズを読むと、身近なものへの興味が深まります。
もっと詳しく知りたくなったら、子どもと一緒に図鑑で調べてみてもいいですね。
その4『14ひきのあきまつり』(童心社)
作・絵:いわむら かずお
この「14ひきのねずみ」シリーズは、わたしも子どもの頃から好きな絵本。
でも、保育現場で子どもたちに読んでみたときに、思いました。
このシリーズは、圧倒的に1対1の、親子読み聞かせ向き!
絵が繊細で細かく、色使いも淡いので、10人以上の子どもたちの前で読むのには、あまり適していないのです。
このシリーズはぜひ、お家で、お子さんをひざに乗せて、一緒に絵をじっくり見ながら楽しんでほしい1冊です。
書いてある文以外にも、ページを繰るごとに、それぞれのねずみたちのストーリーがあって、何度読んでも発見があると思います♪
↓↓ ポケットサイズもあります。電車や飛行機の移動中にも♪
その5『さつまのおいも』(童心社)
作:中川 ひろたか
絵:村上 康成
最後の「くさ~い、くさ~い」のページで、必ず子どもたちが盛り上がります。
子どもたちの身近な「さつまいも」だって、土の中でせっせとトレーニングしたり、寝ながらおねしょしていたり。
みんなの大好きな芋ほりだって、さつまいもたちにとっては大勝負!
おやつの焼き芋を食べながらでも
お芋ほりに行く前にでも
読んであげてください♪
通年通して読める本もたくさんありますが、季節ごとの絵本も楽しみたいですよね。
わたしも「秋はこの本を読むぞ~!」と今から本棚の前の方に並べて、用意しています!
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