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【空き家募集】ホスピスを運営させていただける古民家を知りませんか?
みなさんこんにちは。ホスピス特化型メディアを運営しているりこです。
私は祖母の癌をきっかけに、「大切な家族を安心して任せられるホスピス」の立ち上げをするために、日々活動しています。
立ち上げに至るまでの話や、活動の詳細はこちらの記事に書いてあります↓
今回の記事では、私が構想しているホスピスの形と、その実現に向けた取り組み、そしてみなさまへのご協力のお願いについてお伝えします。
これを読んで、少しでも応援しようと思っていただける方がいたら、お力をお貸しいただけると嬉しいです。
目次
(1)20以上の施設を見学した上で。立ち上げたいホスピスの形
(2)実現するために描いているロードマップ
(3)みなさんへのご相談
(4)最後に
(1)20以上の施設を見学した上で。立ち上げたいホスピスの形
私はこれまで"ポジティブな家族愛"をテーマに活動をしてきました。
そしてある日、最愛の祖母が癌宣告。
心身ともに疲弊する母を見たり、
これまで生じたことのなかった対立が起きたり、
今後容態がもし悪くなったら私たちは祖母をどうしてあげればいいのかわからない不安があったり・・・
こうしたことから、患者とその家族にとっての「第二の居場所」が必要なのではと考えるようになりました。そして色々と調べている中で「ホスピス」の存在を知りました。
さらに、社会に目を向けてみると、病院にも自宅にも居場所のない「看取り難民」と呼ばれる方々は約50万人もいる、という根深い社会課題を知りました。
病院と自宅の中間にあたる「ホスピス」は、まさにこの社会問題解決の糸口になる。そして、多くの人に広まれば救える人も多いと思いました。
それから私は、もっとこの領域のことを知りたいと思い、全国各地のホスピスへ見学に行きました。おそらく20以上の施設へ足を運びました。
それらの施設を見学していると、ホスピスは「医療型ホスピス」と「住宅型ホスピス」に二分されていることがわかりました。
前者の医療型ホスピスは、家族の面会制限や食事制限がないということ以外は必要最低限の医療を提供する"療養病棟の延長線上"のような雰囲気を感じました。(あくまで1入居検討者としての意見です)
一方、住宅型ホスピスは古民家を活用した5床などの小規模で一人ひとりの「やりたい」を実現するためにスタッフの皆さんが尽力し、とてもあたたかみがありました。しかし小規模が故に、看護師を常駐させる資金体力がなく、"ホスピスケア"というかなり思想的なものを提供している施設なのだと感じました。
私は、これらのいいところどりをしたような施設を立ち上げることに挑戦をしたいと考えています。
心電図がない環境でも患者の容態を一目見て、時々で適切な処置ができる40〜50代の方々とチームを組み、利用者のみならずその家族に対しても、包括的なケア(スピリチュアル・グリーフケアなど)を提供することで「その人らしい暮らし」を実現し、
「家族の時間を大切にして、後悔の少ない時間を過ごすなら、〇〇だよね」と想起されるような、「大切な家族を安心して任せられる第二の家」を立ち上げたいと思っています。
(2)実現するために描いているロードマップ
足元一年では、まず古民家を活用した数床規模のホスピスを立ち上げるために活動中です。この規模で持続可能な事業を営むことはめちゃくちゃハードルが高いことは重々承知していますが、挑戦します。
そして、3年以内に50床規模のホスピスを立ち上げたいと思っています。
私が解決したい社会課題である「約50万人の看取り難民」に居場所を提供するためには、なるべく人数規模の大きな施設を立ち上げる必要性を感じているためです。
まずは数床規模、と言っても、人の大切な命を預かることに変わりはありません。
私自身も自分の命を捧げる覚悟で現場に立ちたい、と思っているため、現在、介護士の資格をとりながら、介護施設にて働きインプットとアウトプットを繰り返しています。
そして同時に、場所(古民家)・チーム(看護師、介護士、医師、医療事務)・資金を絶賛探しています。
特に場所がないと何も始まらないので、神奈川を中心に空き家や活用したい古民家がないか探している最中です。
(3)みなさんへのご相談
その上で、皆さんにご相談です。
現在一人で、ホスピスを運営できる民家を探していますが、なかなか見つからないのが正直なところです。
そもそも空き家ってなかなか表面化してこない、あっても部屋数が足りない、予算が高すぎてとても手が出せない、など様々な懸念事項があります。
そこで、皆さんの中で、活用できそうな空き家や古民家を知っている方はおりませんか?
探している条件は以下です。
・場所:神奈川県または東京都内(現在は小田原市を中心に探しています)
・面積:建物敷地面積 60㎡以上(4〜5部屋以上)
・予算:応相談
・築年数:特に問いません(耐震工事をする前提でいますが、昭和56年以降の建物だととてもありがたいです)
・駐車場:数台分(必須ではないです)
・その他:車椅子が通れるようバリアフリー化をする予定なので、フルリノベーション前提で考えています
上記すべてを満たせなくても、こんな物件があるよ、相談できそうだよ、という声かけをいただけるだけでもとてもありがたいです。
また、物件と同時に、チームに参画していただける医療者の方を探しています。
もしお力になっていただける看護師さん、お医者様がいらっしゃったら、こちらもご連絡いただけますと幸いです。
余談ですが・・・・
先日、「noteを見ました。力になれることがあれば」と、あるお医者様からご連絡をいただきました。
noteの発信を始めて、3ヶ月。
これまで一方通行と思っていた発信でしたが、私にとって初めて相互に通い合えた瞬間でした。本当に嬉しかったです。
そのお医者さまとは今度、直接お会いしてお話をさせていただく予定です。
(4)最後に
私は早稲田大学を卒業後、営業職に従事し、1年で退職しデザイン事業で独立しました。これまで、介護のかの字も知らずに過ごしてきました。
これまで歩んできた道とは正反対と言ってもいいほどの領域へのチャレンジとなります。
そのため上述したような理想を、大人の方々に話すと、「ははっ。無理だと思うけど、まあせいぜい頑張って」と、本当に文字通り鼻で笑われながら言われることは往々にしてあります。
その通りなのですが、面と向かってそう言われると、とても悔しいです。
しかし、逆境こそ踏ん張った先にある景色には、沢山の人の笑顔があることを経営者の先輩が教えてくれたことがあります。
ホスピスは"全員"に訪れる「死」をなるべく穏やかに、苦痛を和らげながら最期を迎えられる場所です。
だから、そんな大人たちにも近い将来「使いたい」と思っていただけるような施設を目指していきたいと思っています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
いいねやフォロー、ご連絡いずれもお待ちしております。
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