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りこ
2020年11月9日 22:21
母の為に頑張ってきた。そんな人生でした。母に誉められるように勉学に励み、交換留学の権利を得て、名の知れた企業に入り、仕事に勤しむ。幼い頃から家業や家事を手伝うのが当たり前。「この子がいると助かるの」嬉しそうに母が他人に私のことを自慢しているのを聞くのが誇らしかった。嬉しかった。母が末期癌を患った時もそれは変わらなくて。会社で働きながら、毎週2日間のお休みで実家の家事を行い、母の代