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内部監査

一か月、記事が書けませんでした。
内部監査の準備でパソコンに向かいすぎました。
完全に言い訳です。
でも言いたい。
ケアマネの書類、多すぎます。
パソコンに向かうのが、ケアマネの仕事ですか?
しかも、しかも、内部監査なんですけど。
ちょっと、キレてます。

厳しくせざるを得ない内部監査

介護施設では、小さな内出血やちょっとした擦り傷でも「事故報告書」というものを作成します。
その中でも、誤薬や転倒事故などは行政に報告する必要もあります。
また、原因不明の内出血や外傷は、「虐待」を疑われケースもあります。
そこで必要なのは、日々の記録です。
日常的に適切なケアを行っているかどうかを客観的に判断するのは記録しかないのです。

そして、日々の記録とケアプランがリンクしているか。
状態の変化とカンファレンスの記録がリンクしているか。
加算要件に必要な書類は整っているか。
これは、最低の必須要件。
行政に指摘を受ける前に、内部監査できっちり、不備が無いか確認することは、適切なサービスを提供していることを証明するためには必要です。

日々の記録

もちろん、日々の支援経過記録や定期的なケアプランの見直し、カンファレンスの実施と記録を毎日、毎日、完璧に処理していれば、監査前に腱鞘炎になるほどパソコンに向かわななくても済む話です。
では、実際に、それができている施設ケアマネさんって、どのくらいいるのでしょうか。
私自身、特養と有料ホームの施設ケアマネを経験していますが、完璧に月末までにやるべき業務を終えられた記憶はありません。
自慢気に宣言することではないですが、堂々と言います。
相談員業務、事務員業務との兼務。
人員不足で現場を手伝うことも多々あります。
たいてい、ケアプランの見直しが必要な入居者以外で、状態が落ち着いている方のモニタリングが月末までにできていないことが多いです。
細やかな視点でモニタリングすれば、もしかしたら、改善すべきことがあるのかもしれません。

ケアマネのセルフケア

あえて、後ろ向き、自虐的な記事を書いております。
でも、これが今の気持ちです。
そうです。セルフケアしています。
前向きに考えても解決できない課題もあるのです。
それは、物理的な問題やシステムに問題があり、ケアマネの力量の問題ではないということを、企業や行政に説明していかなくてはならないと感じています。
介護保険改正のたびに増える書類に、「もう無理」と言っていいのではと思っています。

もっと叫びたいことはありますが、毒を吐きそうなので止めておきます。
ちょっと、すっきりしました。
明日からの月末業務をサクサクこなせそうです。




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