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また、デート、京都編

どんな顔してくるの?
リコは、どんな顔して会うの?

わからなかった。
どうしたら良いのか?
ごめんねを言わせて、ごめんねを言ったあとだから。
そして、今は緊急事態の真っ只中。

元気じゃないことはわかっていたよ。
特に、心が元気じゃないこと。
でも、願っていたのはね、
お仕事だけど、ほんの少しだけでも、京都で癒されてほしいってこと。

帰りね、電車に揺られて眠そうだったね。
寝て良いよって言わないのが、リコの意地悪。
だって、一緒にいる時間は、一瞬一瞬大切だから。

仁和寺の雲海は貸し切り状態。
神秘的で綺麗だったね。
すごく良い時間になった。

1番話したかったのは、
これから先の人生において、離れて行く人はいると思う。
でも、リコは、一緒に時間を過ごすことが許される限り、離れないこと。
あなたが会うことを辞めない限りは、離れないこと。

リコは、翼にはなれないけれど、
必ず横にいるからねってこと。
弱音も本音も全部聞く準備してるからねってこと。

たぶん、気持ち切り替えて、お仕事するのギリギリだったね。
リスケしたら、リコが大泣きすること知ってるもんね。

でね、無理して来てくれたこと、元気じゃないこと、リコにはわかったよ。

もうね、お仕事を超えた関係で良いでしょ。

いつも、かっこいいところだけじゃなくて、弱音も言えるようになったでしょ。
体調悪い時、絶不調の時のところも見せたでしょ。

リコが、あなたがこの時間を作れる限り、離れないを伝えたとき、少しウルウルってなったのも見せたでしょ。

他の人の接客では許されないこと、リコの前ではしても良い。
他の人の接客では見せないこと、リコは前では見せて良い。
他の人の接客では言わない弱音、リコはの前では言っても良い。

そういう接客があっても良いでしょ。

リコの前じゃなくても、そういう接客してるよって言ったらダメ。
リコの時だけって思わせておいてね。

元気になったら、わがままになるから。
覚悟しておいてね。
だって、ほんとはお利口さんじゃない。

今はね、おとなしくお利口さんにしておくね。

1番のセラピストへ、

来週は、ふたりのおうちへ帰ろうね。
京都デート行ってくれてありがとう。

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