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*立教ボラセンメールマガジン10月号*

みなさんこんにちは。ボランティアコーディネーターの齋藤です。
私は今夏「学生コーディネーター研修合宿(2泊3日)」と「立教チームでつなぐ被災地支援プロジェクト(令和6年能登半島地震)」における第2弾の活動(5泊6日)、そして「農業体験 in 山形県高畠町(4泊5日)」の運営に携わったのですが、各地で合宿していたらあっという間に夏休みが終わってしまいました。本当に一瞬で過ぎ去ったように感じます。寂しいです。。

9月中旬には、「立教チームで活動する1dayボランティア」のプログラムとして、昨年に引き続き埼玉県新座市で開催される「大江戸新座祭り」に携わったのですが、実は私、今年度から「大江戸新座祭り実行委員会」に参画しました!
昨年度は立教チームの代表者として関わっていましたが、お祭りを更に盛り上げたい!良くしていきたい!と考え、学生ボランティア(跡見学園女子大学・十文字学園女子大学・立教大学)を統括するボランティア担当になったのです。

春から様々な準備を重ね、とうとう迎えた当日は9月中旬にもかかわらずなんと35℃!暑い中での活動になってしまいましたが、多くの市民に来場いただき、学生ボランティアも大活躍していました。

昨今、夏祭りをはじめとする地域の伝統的な催事の継続が難しくなっています。参加者は多いのですが、その運営を担う人がなかなか集まりません。
経済的な厳しさも当然ありますが、それ以上にその地域の文化を魅力を価値を多くの人の関わりによって支えていくことが重要で、それがなければ未来につないでいくことはできません。
このような社会課題に対して、前向きにその解消に取り組めるのがボランティア活動の魅力の一つ。大変な部分もありますが、だからこそ得られるものもあります。”楽しさ”だけで終わる場もあると思いますが、その先に大変さを含んだ”おもしろさ”を感じられる場があるはずです。
自分にとって楽ではないかもしれない、快適ではないかもしれない、その一歩先の選択肢に、自分と社会の成長の場があるかも。
私はこれからも学生のみなさんと一緒に、そんな”おもしろい”場で挑戦し続けたいです。

池袋キャンパス ボランティアコーディネーター
齋藤元気


■ボラセンからのお知らせ

【1】立教生の活動を経済的に支援する「ポール・ラッシュ博士記念奨学金」の2024年度募集がスタート!

ポール・ラッシュ博士記念奨学金は、キリスト教の精神にもとづいて、地域、教会、病院などへの奉仕活動を生涯にわたって実践された、元本学名誉教授ポール・ラッシュ博士を記念して設けられました。
ポール・ラッシュ博士の精神や生涯にわたる諸活動を記念し、本学学生に奉仕の精神に基づく諸活動(主に、ボランティア活動)を奨励し、援助することを目的として、採用された立教生の活動を経済的に支援しています。
奨学金額は、年額合計70万円以内(給与奨学金)です。

同奨学金の詳しい内容や手続きについては、特設ページ(※要V-CampusID)から「募集要項」を参照してください。

★2024年度の募集説明会を開催!
同奨学金についての詳細をお伝えする「募集説明会」をオンライン(Zoom)で開催します。
質問にもお答えしますので、申し込みを検討中の方はぜひご参加ください!

開催日:10月1日(火)12:30-13:15
会 場:オンライン(Zoomミーティング)


▼申し込み ※〜9月30日(月)12:00まで
https://forms.gle/Rstacv6CzbKKe7px6
※ZoomのURLをお送りするためのものです

【2】ボラカフェ「2nd STEP!参加の先にある”ボランティア団体の作り方”〜実際に設立した学生が教える『コツ』〜」を開催!

ボランティアセンターの学生コーディネーターが企画・運営する「ボラカフェ」を開催します!
「ボラカフェ」は、ボランティア・カフェの略称です。「カフェのようなゆったりとした雰囲気で、ボランティアに関する話を聞ける場」として開催しています。

今回は、「ポール・ラッシュ博士記念奨学金」の募集開始にあわせて、過去に受給し、学習支援団体を立ち上げた学生からお話をお聞きします。
現在も続くその学習支援活動はどのように立ち上がり、どんな工夫で続けられているのか、どのような部分で奨学金を活用したのかなど、ここでしか聞けない話ばかりです。
ぜひご参加ください!

開催日:10月10日(木)12:35〜13:15
会 場:池袋キャンパス ボランティアセンター(5号館1階)
対 象:立教生(学部生・大学院生)
申込み:不要
※お昼を食べながらでもOKです!

話し手:坂田 治哉さん(史学科 3年)
1年生だった2022年度に、「ポール・ラッシュ博士記念奨学金」の春募集で大森聖アグネス教会で実施する学習支援活動「アグネス夏みかんの家」の計画が採用され、同奨学金を受給。現在もその運営に携わっている。

【3】「立教チームでつなぐ被災地支援プロジェクト(令和6年能登半島地震)」における第2弾の活動動画をYouTubeで公開!

8月16日(金)〜21日(水)に実施した第2弾の活動のダイジェスト動画の公開がスタートしました!
まずは、前編として初日〜3日目までの様子をまとめた動画を公開しています。

動画を通して、現地活動の様子や立教チームの雰囲気に触れてみてください!

【4】貸し出し開始図書の紹介!

ボランティアセンターでは、みなさんの活動に役立てていただくために、ボランティア活動に関する図書の貸し出しを行っています。

今回新たに、新書『NPOとは何か〜災害ボランティア、地域の居場所から気候変動対策まで〜』の貸し出しがスタートしました!
池袋キャンパスのボラセンで管理していますが、新座キャンパスでも貸し出しできます。借りたい方はボラセン窓口でお声がけください!

『NPOとは何か〜災害ボランティア、地域の居場所から気候変動対策まで〜』
政府・自治体や企業から独立した民間の非営利団体・組織=NPO。阪神・淡路大震災後のボランティア活動以降、広く知られる。近年、子どもの貧困や孤独、気候変動など新たな社会課題が顕在化すると、行動の中心となり、活動分野と範囲を拡大。かつての会社や地域社会のような人と人を結び付ける「中間集団」が細るなか、その受け皿としても注目される。
本書は、歴史、制度、存在理由から特性まで、把握しづらい実態を描く。

中央公論社WEBページより

■ボラセン活動レポート

【1】能登半島地震における立教独自の災害ボランティア活動がスタート!|立教チームでつなぐ被災地支援プロジェクト【第1弾】

立教大学ボランティアセンターでは、「令和6年 能登半島地震」の発生を受けて、「立教チームでつなぐ被災地支援プロジェクト(令和6年能登半島地震)」を立ち上げました。
立教独自のつながりを活かし、支援活動の拠点を「石川県七尾市和倉温泉」に設定。今回は同地域の復旧・復興に向けた支援の第1弾として、7月1日(月)〜3日(水)の2泊3日で活動を実施しました。

学生たちは現地でどのような被害を目の当たりにしたのか、どのような思いでどんなことに取り組んだのか、活動の記録をぜひご覧ください!

↓↓ 詳細は以下の記事をご覧ください ↓↓

【2】「学生コーディネーター研修合宿」を行いました!|1日目

こんにちは!立教大学ボランティアセンターの学生コーディネーターです。
今回は新座キャンパスのマツドが担当します。

8月1日(木)~3日(土)に2泊3日で、学生コーディネーターの研修合宿が新座キャンパスにある太刀川記念交流会館で行われました。
この合宿から新たに3期生が加わり、学生コーディネーターは総勢11名となりました。
この記事では1日目の様子をお伝えします。

↓↓ 詳細は以下の記事をご覧ください ↓↓

【3】秋学期に実施予定の企画がたくさん生まれました!|学生コーディネーター研修合宿2日目

こんにちは!立教大学ボランティアセンターの学生コーディネーターです。
今回は新座キャンパスの鈴木が担当します。

今回は、前回に引き続き8月1日(木)~3日(土)に行った学生コーディネーターの研修合宿について、2日目の様子をお伝えします。

↓↓ 詳細は以下の記事をご覧ください ↓↓

【4】この合宿での熱量を今後の活動でも忘れずに・・・!|学生コーディネーター研修合宿3日目

こんにちは!立教大学ボランティアセンターの学生コーディネーターです。
今回は池袋キャンパスの北村が担当します。

この記事では、前回に引き続き8月1日(木)〜3日(土)に実施した「学生コーディネーター研修合宿」の3日目の様子についてお伝えします。

↓↓ 詳細は以下の記事をご覧ください ↓↓

【5】復興支援のボランティアニーズは残っているのか?|立教チームでつなぐ被災地支援プロジェクト【第2弾】(1/2)

「令和6年 能登半島地震」において大きな被害を受けた石川県七尾市和倉町(和倉温泉)を拠点とし、同地域の復旧・復興に向けた支援活動に取り組む「立教チームでつなぐ被災地支援プロジェクト(令和6年能登半島地震)」ですが、第1弾(7月1日〜3日)の活動に続き、今回は第2弾として、8月16日(金)〜21日(水)の5泊6日で活動してきました。

本記事では、前半の活動(初日〜3日目)についてまとめております。学生の声も合わせて紹介していますので、ぜひご覧ください!

↓↓ 詳細は以下の記事をご覧ください ↓↓

https://note.com/preview/n584c534d5977?prev_access_key=210e3d66cb67b7131a5df43f48b88ebd


■ボランティア関連情報

*助成金・補助金等の情報*

【1】2024年度「パルシステム埼玉 市民活動支援金」募集のお知らせ

主催:生活協同組合パルシステム埼玉

市民活動支援金について
1998年に創設した市民活動支援金は、ボランティアや福祉活動、環境活動、まちづくり活動等、地域の課題と向き合う非営利団体を資金面で支援する制度です。2021年度からは、東日本大震災復興支援助成金(2015年度創設)を統合し、復興支援に取り組む団体も支援しています。
2023年度は33団体から応募があり、選考を経て決定した15団体へ支援金が贈呈されました。

募集期間:2024年9月1日(日)~ 10月31日(木)
応募資格:
・埼玉県内に活動拠点を有し活動している団体及び活動を始めようとする団体
・地域の発展に寄与する活動又は東日本大震災による被災地及び被災者支援を目的としていること
・政党・政治などの活動や宗教の布教などを目的としない団体 ・営利を目的としない団体
・パルシステム埼玉の組合員でなくても応募できます。
対象となる活動分野・助成対象期間:
地域の発展に寄与する事業活動で、2025年4月1日〜2026年3月末までの1年間に実施を計画しているもの
助成内容 :
・非営利事業立ち上げのための費用の一部または全部
・活動及び事業を運営するために必要な費用の一部または全部(費用に人件費を含むことも可)
・1団体への支援金額は上限30万円(選考により助成額を決定します)

▼詳細は、以下のWEBページに掲載されている募集要項からご確認ください。

【2】2025年度 「環境市民活動助成(未来へつなごう助成)」募集のお知らせ

主催:一般財団法人セブン‐イレブン記念財団

環境市民活動助成について
地域の環境問題を地域の市民が主体的に解決するために、 さまざまな角度から支援し、市民主体の地域社会の実現を目指しています。

助成趣旨:地域の環境課題解決のため、大学生・大学院生が主体となって取り組む活動を1年間支援
募集要件:顧問または保証人を1名選任すること
助成金額:1団体あたり最大30万円
対象:大学・大学院生が主体の団体・プロジェクト
応募期間:2024年9月16日(月)~10月13日(日)

▼詳細は「2025年度 環境市民活動助成パンフレット」をご覧ください


■RSLセンターからのお知らせ

写真は、春学期の【RSL-ローカル(地域共生)】の学外活動の様子です。
8月前半には、埼玉県熊谷市をフィールドとし「農福連携」に取り組む企業で活動を行いました。教室を飛び出すことで、五感を通しての学びの機会となりました。

秋学期のRSL実践系科目【RSL-コミュニティ(池袋)】と【RSL-コミュニティ(埼玉)】は、事前学習を終え、いよいよ10月から現地活動を始めます。

立教サービスラーニング(RSL)センターは、社会の現場での活動と学問的な学びの統合を目指す教育プログラムを正課(全学共通科目)として展開しています。
すべての学部生が対象です。2024年度秋学期は、実践系5科目・講義系5科目の全10科目を開講しています。

履修生のみなさんも、そして科目に興味をもっている方々も、池袋キャンパス 5号館1階・新座キャンパス 7号館2階の立教サービスラーニングセンターにお気軽にお越しください♪


■陸前高田サテライト事務局からのお知らせ

【1】 2024年度陸前高田交流ツアーを開催

8月27日(火)~30日(金)の4日間、「2024年度陸前高田交流ツアー」を開催しました。東日本大震災や復興について体験的に学ぶことを目的とした本ツアーは、毎回定員を上回る応募があり、今回は11名の学生が参加しました。
また、今回のプログラムは岩手大学と合同で実施し、岩手大学の学生9名も一緒に、さまざまな場所を訪問したり、地域住民へのヒアリングや調査、発表など協力して行いました。

参加した学生からは、「陸前高田というひとつの地域について、「震災と向き合う」という大きなテーマだけではなく、この先も地域で暮らしていく人々の思いや地域課題についても考え、自分なりに理解を深めていくことができた」、「違う地域に住む同じ大学生と交流をすることが出来たことで、新しい価値観や繋がりを得ることができた」という感想が聞けました。


【2】岩手県陸前高田市立高田第一中学校との交流プログラムを実施

9月5日(木)、池袋キャンパスに岩手県陸前高田市立高田第一中学校の3年生71名をお迎えし、「キャンパスツアー」「大学生とのグループセッション」「感謝の合唱コンサート」を開催しました。
高田第一中学校とはこれまでも、立教野球教室やイングリッシュ・キャンプなどで交流を持っています。

グループセッションでは陸前高田市に訪問経験がある大学生10名が参加し、今後のまちづくりなどをテーマに交流しました。 限られた時間ではありましたが、笑顔あふれる交流会となりました。

*お問合せ*
立教大学陸前高田サテライト事務局(E-mail:rrs@rikkyo.ac.jp)


■□■ 巻末コラム ■□■

こんにちは!ボランティアセンター職員の佐々木です。
いよいよ秋学期、2024年の後半がスタート。この夏休み、学生の皆さんはどのように過ごされましたか? きっと素敵な出会いに恵まれ、大きく成長できたことと思います。

私は夏季フィールドワーク「農業体験 in 山形県高畠町」にスタッフとして参加し、学生や現地の皆さんたちとともに過ごすことができました。
このプログラムは1989年にスタートし、中止や担当部署の変更など、紆余曲折ありながらも35年間続いているものですが、当時、このプログラム開始にあたって、日本の有機農業の先駆けであった高畠町上和田有機米生産組合の星寛治さんに縦書きで手書きのお手紙をお送りし、お電話で最初にコンタクトしたのは私でした。
当時、産休から復帰したばかりで育児と仕事の両立に追われていたため、プログラム実施が実現しても、現地に出向くことができないまま、学生部から転出。10年近く在籍した学生部での仕事の中での唯一の心残りが高畠町に行けなかったことでした。
しかし、その後、30年近くたって、ボランティアセンターに配属されたところ、農業体験の主管部署がボランティアセンターになっていたため、人生の再履修、伏線回収のように、高畠町に行くことができて、神様の粋な計らいに素直に感謝でした。
その昔、事務方のサポートをしていたので、受け入れ先の方のお名前は存じ上げていましたが、30年近くもたつと、代が替わり、受け入れ農家の子どもさんたちが立派な後継ぎとなっていました。

学生と寝食をともにするのも、当時であれば学生と年齢が近かったのに、今や「子ども以上、孫未満」の年齢差。体力的にも不安要素が多くなっていました。
一方で、古民家を改修した民俗資料館での雑魚寝生活が、素敵なコテージが3棟建設され、食事や振り返りは民俗資料館、寝るのはコテージと快適な生活環境になっていました。自然豊かな環境に身をおいて、手間暇のかかる有機農業によるお米や野菜づくりをされている農家の皆さんと共に過ごし、学生と一緒にワイワイとご飯を作って食べるという大学職員ならではの経験は、年齢も忘れるくらい楽しく、有意義な時間でした。
受け入れ先の上和田有機米生産組合の皆さんの畑や田んぼは、ご自宅から離れた複数個所に点在していて、カーナビも空白地帯なので、活動先を見て回るのも一苦労でしたが、2年目でだいぶ把握できたのも個人的に満足です。

職員人生も長くなり、様々な業務を担当してきましたが、総仕上げの段階である今、学生と立場や年齢を超えてフラットに話ができる環境で仕事ができること、学生の成長を間近に見られる立場でいられることに喜びを感じています。やはり、大学は学生が主人公。私たち職員は黒子ですが、少しでも多くの学生の学生生活にコミットできれば職員冥利に尽きます。また、この喜びを多くの若手職員にも経験して欲しいと強く願うばかりです。
そして、学生の皆さんには、立教大学が提供する様々な機会=チャンスを逃さずにつかまえて欲しいです。自分を変えたい!と思ったら、面白そうなことにまずは身を投じて、流れに乗ってみてください。
きっと新しい仲間や、世界に出会えます!! 若い今の失敗は、その後の人生のネタとして生涯使えますので、できるだけ沢山のネタを作っておくことを人生の先輩としてお勧めします。 以上!

写真左が筆者

佐々木 ルリ子
(社会連携教育課 主幹)


立教大学ボランティアセンター

池袋キャンパス(5号館1階)/新座キャンパス(7号館2階)
※開室時間:月~金曜日 の9:00~17:00

ボラセンWebページ
メールアドレス:volunteer@rikkyo.ac.jp
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