データドリブンな分析屋 DA紹介!
こんにちは!
立教大学経営学部4年 BL2統括の唐鎌光生です。
今日も引き続き、各役職への密着企画をお届けします!
今回は第3弾として、DA(Data Assistant)という役職に密着します🌱
DAは受講生や運営陣に対してサーベイフィードバックを行ってくれており、BL2運営陣の中でも唯一データを扱う役職です!
▼BL2の運営体制はこちら
このDAという役職は、なんと昨年度(2021年度)に設立されたんです!そんな未知の役職DAについて、今回は実際にDAとして活躍してくれているメンバーから紹介してもらいます📣
ぜひ最後までご笑覧ください!
1. はじめに
初めまして!
22BL2 DA(データアシスタント)を務めている、立教大学経営学部 3年の佐藤美季(さとうみき)です。
今回はDAの紹介ということで、DAのみんなを代表して!と言いたいところですが、実はDAという役職は1人で担っているのです。そんなDAが普段どんなことをしているのか、この記事を通して少しでもご理解いただければ幸いです^ ^
2.DAの仕事内容
主な仕事内容は大きく分けて以下の3点です👀
ここから、それぞれの仕事について詳しくご紹介します。
受講生向けサーベイ
運営陣チームコンディションサーベイ
チームビルディング
①受講生向けサーベイ
サーベイ業務を説明するにあたって、そもそもサーベイとは何かについてお伝えします🌱
サーベイとは、BL2を受講してくれている2年生の学習到達度、BL2運営陣のチームコンディションを測る調査のことを指します。より良い授業や学びの提供を目的とし、学期間に調査は2度行われます。これを作成するにあたって、DAlaboの方とも連携しています✨
調査の流れは以下の通りです。
授業にも組み込まれるため、時には教材班やコースリーダー・田中先生とも連携します。具体的には、今年度のBL2の学習目標や教材班の意向を基にして、質問項目を作成し、ダブルチェックを行っています!
サーベイの活用方法としては、結果の一部(チームコンディション)を受講生に返却し、受講生がリーダーシップを振り返るために授業で取り扱ってもらっています。授業内では、この調査結果をグループで話し合い、各々がより良いリーダーシップを発揮するにはどうするべきか、ディスカッションする時間を設けています。以下の画像がチームコンディション結果のサンプル画像です。
学習到達度は運営陣が管理し、クラス毎により良い学びが得られるように工夫する上で役立ててもらっています。
以上がコース運営に関するDAの役職です!
1人役職でありながら、コース全体に影響を与えるということで、DAとしての責任を毎回感じています汗
②運営陣チームコンディションサーベイ
運営陣チームコンディションサーベイとは、BL2運営陣を対象にチームコンディションを調査するアンケートをとり、フィードバックを行うというものです。
このチームコンディション調査は組織開発を行うサイクルの上での「見える化」に該当し、その役務を担当するのがDAです。
運営陣チームコンディションサーベイが、DAを行う上で1番ウェイトを占める仕事と言っても過言ではありません。
運営陣チームコンディションサーベイの流れは以下の図の通りです。
アンケート集計後、フィードバック資料を作成し、定例ミーティングで運営陣にアンケート結果を含めたフィードバックを行います。また、チームビルディング班に結果を共有し、今後の運営陣のチームビルディング材料の1つとして話し合いを行っています。
質問項目作成は春休みに終えているので、第2回以降は質問項目は変えず、アンケート配布から行っています!
③チームビルディング
前述した運営陣チームコンディションサーベイは、22BL2運営陣のチームビルディングを行うために役立てています。
22BL2は少数精鋭のチームであるため、チームとして団結することが欠かせません。それを担っていると言っても過言ではないのが、チームビルディング班です。詳しくは竹内萌絵が紹介してくれているので、そちらをご覧ください^ ^
▼チームビルディング班についてはこちら
運営陣に対してフィードバックを行う前に、先にチームビルディング班に結果を共有し意見を求め、これからどうしていくべきかを話し合っています。DAのサーベイをチームビルディングに活用するために、チームビルディング班のSAというプレイヤー視点、全体CAという俯瞰的な視点は必要不可欠です。
3.DAの1週間
私の1週間のスケジュールをお伝えするために、運営陣チームコンディションサーベイが行われる1週間を切り取ってみました!
22BL2運営では毎週木曜日に定例ミーティングを設けているので、基本は木曜日にアンケート配布、翌週木曜日に返却を行なっています。
全員の回答が終わり次第集計を行い、フィードバック資料の作成を開始します。毎週月曜日にチームビルディング班の定例ミーティングがあるので、そこで結果を共有しながら今後の流れについて話し合います。
偏ったフィードバックにならないよう、チームビルディング班の2人に意見を求めることもあります。運営陣内でDAは私1人だけであり、私の視野だけでは決して広いとは言えません。そのため、チームビルディング班の2人に意見を求めることで視野を広く持ったフィードバックを行うことができていると思います。
仕事内容があまり表向きにならないDAですが、少しでもこんなことをやっているんだなーと感じていただけたら嬉しいです(^^)
4.DAとして意識していること
みんなの声を大事にすること
もちろんアンケート結果を集計する上では、数値でどれだけ上がったか、下がったかもまとめます。しかし、数値の変動だけではチームの変化は分かりません。私は「なぜその点数をつけたのか」という定性コメントに注目しています。
数値が下がっていても、コメントを見たらチームアップを実感している人が多かったこともありました。調査における定性コメントは、チームに対するみんなの心の声だと思い、フィードバックに活かしています。
視野を広く持つこと
前述したように、DAは私1人だけで務めています。また、担当クラスを持っていないため、SACAとは違う視点でチームが見えていることもあります。そのため、偏った視点からのフィードバックにならないよう、フィードバックを行う前には必ずチームビルディング班のメンバーに意見を求め、視野を広く持てるよう意識しています。
行動の変化を促す伝え方
チームコンディション調査を運営陣に返却し、フィードバックする上での伝え方は非常に重要だと考えています。なぜなら、伝え方の工夫1つで、運営陣のマインドや行動の変化に影響を与えられる大きさが変わってくるからです。
運営陣の行動に変革をもたらすことができたその先に、受講生の学びの最大化という目的達成があると考えています。受講生とは直接関わりがないポジションですが、運営陣への伝え方を工夫することで、受講生の学びにも貢献できていると感じています。
いかがでしたでしょうか!
DAが普段どんなことを行っているか、少しでもご理解いただければ嬉しいです!
22BL2終了まで、残り14日(取材当時は2022年7月5日)。この春学期間で「22BL2運営陣が成長した!変わった!」と言えるためには、運営陣はもちろんのこと、DA含めたチームビルディング班の働きかけも必要不可欠です。
残り短い時間ではありますが、やれることは必ずあります。22BL2が終わって、「あれをやれば良かった」という後悔がないよう、何か1つでも新しいことにチャレンジしていき、個人としてもチームとしても成長していきたいです。
5.おわりに
今回は”各役職に密着企画”の第3弾ということで、DAについて佐藤美季から紹介してもらいました!表向きになりづらいDAの仕事について、分かりやすくレポートしてくれてありがとう!
データを基にチームの変革を促すことは、決して簡単なことではありません。時に厳しい目でチームの課題を見つける必要があり、そしてそれを相手に受け取ってもらえるように伝えなければなりません。
しかし、そんな難しい仕事でも、「運営陣や受講生のため」と本気で取り組む美季の姿を見て、運営陣のみんなも前向きに変わろうと思えるのです。
ラスト1ヶ月、美季がDAとしてどのようにチームに変革を促していくのか、とても楽しみです🔥
本日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
素敵な一日をお過ごしください。
唐鎌光生