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初対面の学生が一気に打ち解ける"魔法のイベント"とは?

こんにちは!
立教大学経営学部4年 BL2統括の唐鎌光生です。

以前も簡単に自己紹介させていただいたのですが、僕は「人材開発・組織開発とBL2が大好き」な大学4年生です!今日はそんな僕の目が輝くような、人・組織に関するトピックです笑

実はBL2では、初対面の学生でも一気に打ち解けることのできる"魔法のイベント"を実施しています。
そのイベントとは、通称SS0(セッションゼロ)と呼ばれるクラス懇親会!
BL2の授業が始まる前に正課外のイベントとして、各クラスにて実施されます。

ということで、本日のテーマは「SS0」です。
BL2においてSS0は「クラスへの帰属意識を高める」という役割を担っています。つまり、SS0は組織開発の第一歩として位置するイベントなのです。

受講生という”個”が集まり、クラスという”組織”になる。“個”が変われば、”組織”も変わる。

今回はそんな"組織開発"という切り口から、SS0についてレポートしていきたいと思います。ぜひ最後までご笑覧ください!


▼「BL2とは」をご紹介している投稿はコチラ!


1.SS0の概要

冒頭でもお伝えした通り、SS0の目的は「クラスへの帰属意識を高めること」です。そして、目的を達成するための打ち手として、以下のアジェンダを用意しました。

【SS0のアジェンダ】
①アイスブレイク
②ビジョンの共有
③チームワーク体験
④内省支援

これらのアジェンダに沿って進めることで、クラスという組織への帰属意識を高めます。ここから、コンテンツごとに詳しくご紹介します!

2.アイスブレイク

みなさんは、初めて”個”が集まった時に、何をしますか?そう、自己紹介ですよね。

受講生も初めて顔を合わせる人が多く、クラス内の空気は緊張に包まれていました。アイスブレイクの成果がSS0の成功に直結すると言っても過言ではありません。
そんな中、SS0ではアイスブレイクとして、受講生同士の自己紹介を行いました。今回実施されたアイスブレイクは、「積み木自己紹介」です!

【積み木自己紹介とは】
1. クラス内で少人数のグループに分かれる
2. グループ内で、自己紹介をする順番を決める
3. 1番目の人から順に自己紹介+事前に準備されているお題について共有する
4. 2番目の人以降は、前の人の自己紹介に重ねて自己紹介する
5. 全員の自己紹介が終わったら、1番目の人がチームを代表してクラス全体に共有する

積み木自己紹介_説明
<積み木自己紹介のイメージ図>

受講生に組織への主体的な関わりを促すために、そのきっかけを提供する。組織開発の基本かもしれませんが、実践することはとても難しいです。
その中でも、BL2運営陣が積極的に受講生に働きかけることで、少しずつ冷え切った空気も和んでいきます。例えば、受講生が自己紹介した後に大きなリアクションを取ったり、自己紹介の内容を深掘りする質問をしたりすることで、発言のしやすい環境作りに貢献しています。

初めましてのチェックインは丁寧すぎるくらいがちょうど良い。
積み木自己紹介というアイスブレイクや、その進行を務める運営陣を見ていて、そのような印象を受けました。

積み木自己紹介_実践
<受講生が積み木自己紹介を実践している様子>

3.ビジョンの共有

さて、空気が少し和んだところですが、運営陣は真剣な顔つきになります。受講生にクラスビジョンを共有するためです。

「組織としてどこを目指すのか」

それはリーダーとして求められる重要な要素の1つなのではないでしょうか。
17名の運営陣は、時にリーダーとして、時に相談相手として、自身の役割を柔軟に変えていきます。

「学生がビジョンを考え、発信するの?」
と驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここまでやるのがBL2です。受講生はそんな環境下で、課題解決に取り組みます。

クラスビジョン
<SAがクラスビジョンを宣言している様子>

運営陣も受講生も関係なく、全員が本気になって創り上げるリーダーシップ開発プログラム。それがBL2です。

少し脱線しましたが、組織として目指す状態を「クラスビジョン」として示すことで、クラス全体の一体感を高めます。


▼BL2の運営体制についての投稿はコチラ!


4.チームワーク体験

クラスビジョンの共有を終えて、SS0のメインコンテンツに移ります。先ほどまでの真剣な空気とは一変し、お楽しみワークとして「情報共有ゲーム」が実施されました。

【情報共有ゲームとは】
<概要>
少人数のグループに分かれ、各メンバーが持つ断片的な情報をまとめて地図を完成させるゲーム

<ルール>
・各メンバーは別々の情報を持っている
・個々人が持つ情報は口頭でのみ共有可能
・地図上で埋まらない箇所があり、その場所がゴールとなる

情報共有ゲーム
<情報共有ゲームの書き込み用紙>
上記の地図を埋めていき、最終的に埋まらなかった場所がゴールとなる

楽しそうで盛り上がることが予想されるワークですが、実はこのワークにも組織開発の観点で狙いがあります。
情報共有ゲームは、メンバー同士が持つ別々の情報を組み合わせることで、地図が埋まっていきます。そのため、チームで協力することが必要不可欠なのです。
受講生はBL2の授業が始まると、チームで課題解決に取り組みます。その先駆けとして、このワークが考案され、実施されました。

実際に受講生の様子を見ていると、さすがBL0・BL1と多くのグループワークを経験してきているだけあります。難題であるにも関わらず、スムーズに答えに辿り着くチームもいくつか見られました。解答を発表した際にはどのクラスも大盛り上がりで、受講生がチームワークを楽しむ姿を見られたことが何よりも嬉しいです!

5.内省支援

正課外の授業ではありますが...課題もあります笑
と言っても、クラスのSNSツールにて自己紹介をする、という簡単なものです。

ただ、このイベント後の自己紹介が意外と重要な役割を果たしています。
改めてSNSでも自己紹介をする目的は「クラス(組織)への求心力を高める」こと。

SS0が終わり、初回授業であるSS1までの1週間で、少しずつBL2から気持ちが離れていきます。接触回数が少ないことで、組織に対する遠心力が働いてしまうのです。

そこで再度自己紹介を言語化したり、他メンバーの自己紹介を見たりすることで、SS0を振り返るきっかけを作ります。お話しした人を思い出したり、SS0のコンテンツを思い出したり。そして、多くの運営陣は、受講生の振り返りに対してリアクションします。コミュニケーションを取りにいくのです。

これらの仕掛けの内どれか1つでも良いので、SS0やクラスについて思い出す機会となれば、目的は達成です。一瞬でもクラスのことを思い出してくれるだけで、大きな変化です。

6.効果検証

SS0の効果検証として、運営陣と受講生それぞれから(n=1ずつではありますが笑)コメントをもらってきました!

Q.初めて授業を運営してみた感想は?
まずはSS0を無事終えられたことにホッとしています。緊張しつつも、受講生が盛り上がる姿を間近で見て、自分自身も楽しみながら授業を進めることができたと思います!また、SAの伝え方ひとつで、場を盛り上げたり受講生のやる気を高めたりできることに、SAという立場の責任とやりがいを改めて感じました
BL2が良いスタートを切った今、受講生や教員の方々、運営陣の仲間の力を借りて、楽しく自分らしく学ぶクラスを共に作り上げていきたいと思います!

(SA:H.I.さん)

Q.SS0を受ける前と受けた後の心境の変化について教えてください!
SS0前は、クラスに顔馴染みの人がいたので不安感というのはあまりなく、先生やSAさんはどんな方なのかとワクワクしていました!
SS0では、自分含めて受講生みんながこの1年間で成長した実感があり、SS0の中でも打ち解けるのが早かったですし、モチベーションが高そうな人が多いように感じました。そのため、誰と同じチームになってもBL0やBL1と同じように全力で取り組みながら楽しめそうだなと思っています!

(受講生:A.I.さん)

運営陣・受講生ともに、SS0が良いスタートダッシュとなったようですね。今後の活躍も楽しみです!

7.おわりに

今回の投稿では、"組織開発"という視点から、BL2のSS0(クラス懇親会)についてレポートしてきました。

運営陣・受講生からのコメントにもあるように、SS0は各クラスの組織開発の一歩目として、大成功だったのではないでしょうか。
各クラスで掲げられたビジョンを基に、受講生と一丸となり学びの場を創り上げていくことがとても楽しみです!

そして途中でもお伝えしましたが、
BL2とは「運営陣も受講生も関係なく、全員が本気で創り上げるリーダーシップ開発プログラム」です。
今後もBL2の魅力をみなさまに発信していけるよう、僕たち統括も尽力していきます!!

最後までご覧いただきありがとうございました!
今日も素敵な一日になりますように✨

唐鎌光生

【次回予告】
次回は、BL2のキックオフである「SS1(セッションワン)」についてご紹介します!受講生が取り組む課題の発表やチーム発表など、ワクワクドキドキの内容が詰まっていますので、ぜひ通知をオンにしてお待ちください!

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