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娘が不登校になった。なので漫画家を目指すことにした。

小学生の娘が、不登校になった。
不登校と言っても、一週間に二日程度は行けている。
いじめられているわけでもない。
友達がいないわけでもない。
――なのに、小学校へ行くと門の前でUターンしてしまう。

それでも学校へ行かせたある日、小学校の門に入らず、行方不明になってしまった。
学校から連絡をもらい、必死で探した30分後、近所の人の通報で公園にいることが分かった。

そんなことが三回続いたある日(内、二回は門の前でUターンしたところを捕獲)。
――私は、学校へ行けと強制することを辞めた。
(あ、でも週一くらいではやっぱり言っちゃうけど……)

大きな理由は無くても、学校に行けないのなら好きなことを突き詰めたらよいのでは?
そう思って絵を描くのが大好きな娘に、ペンタブを買った。
よしよし、毎日嬉しそうに描いている。

そうだ、同じことをして共通の趣味を持てば、娘と話す時間を増やせるかもしれない。
きっとそれは、楽しいに違いない。

初めて描いた絵はへたっぴで娘から笑われたけど、何やら先生ぶっていて嬉しそうな顔をしていた。可愛い。

でも小六の娘に負けたのが悔しくて、私は『絵』を頑張ることにした。

どうせなら漫画家デビューとか、目指してみてはどうだろう。
新しい目標ができた。

漫画家舐めるなよ、と怒られそうだけど、やるだけやってみることにした。
他に仕事があるので、家事との合間を縫って……一日一時間。

基礎固めをやりたくなってしまう性格なので、
2025年2月~3月は、
ドローイングとクロッキーをひたすらやることにした。

現在の絵と、来月末の絵がどのように変わっているか、
今からとても楽しみだ。
(そのうちビフォーアフターのイラスト載せます……正直言います。現在はへたっぴです)

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