再生数で見るナナヲアカリ曲集(500万回以上編)

前回はこちら。

本題、の前に懺悔します。

前回の記事から1週間開いての執筆となったが、この間に想像以上に各曲の再生回数が伸びていた。特に上記ほど顕著で、

チューリングラブ→25万回増
ダダダダ天使→14万回増
インスタントヘヴン→4万回増
完全放棄宣言→3万回増
ディスコミュ星人→2万回増
恋愛脳→7万回増

という状況である。ちなみにこれ以降の曲に関してはおおむね1万回増にとどまっていることから、再生回数が少ないほうから紹介すべきであったと反省している。

考えてみれば当然の話であり、前回の記事で分析した通り、

2年前の記事からの傾向を比較すると、全体的に再生数が1.5~2倍程度増加していることが分かる。特に上位の曲ほど伸びが大きいことから、Youtubeのサジェストに載りやすい順に再生回数が増えていると思われる。

再生数で見るナナヲアカリ曲集(1000万回以上編)」より

という傾向が週単位のスケールでも見受けられるということである。言っていることとやろうとしていることが全くかみ合っていない。我ながら呆れてしまう。

とはいえ来週までの増加率が同様だとしてこの2週間での増加量が1%を超える曲はないはずのため、誤差の範囲内ということにしておきたい。

ということで、改めて本編。今回は500万回再生以上の曲の紹介である。全4曲。


7位:逆走少女(912万回再生)

ナナヲ曲MVの中で最も異端なものを挙げろ、と言われたら多くのファンがこの曲を挙げるだろう。他に爆発する曲はないので。2年前(470万回再生)から2倍増。電波曲ゆえに素っ頓狂なMVとしっかりマッチしてしまっている。

ライブではポエトリー部分の迫力が楽しみな曲。「って誰が人間失格だよ」のセルフ突っ込みコール&レスポンスが解禁されれば間奏での煽りが最も楽しい曲のひとつになることは間違いないだろう。2023年以降の世界情勢に期待。



8位:Higher's High(820万回再生)

王道の前向きなロック曲。王道であるがゆえにナナヲ曲の中では珍しい曲という位置づけにもなる。前回の記事執筆以降にリリースされた最初の曲。
少しひねくれていたり斜め下の目線からの歌詞が多数を占める中で、混じりけなく正面からぶつかってくる応援歌という新境地を切り拓いた。

ドストレートに盛り上がる曲調であることからライブでもクライマックスに向けての盛り上げ役として重用されている。サビ型のイントロで一気に観客のテンションをトップギアに引き上げるさまはまさに歌詞の体現であると言えよう。


9位:ワンルームシュガーライフ(807万回再生)

Youtube版は2番の途中でシングルの宣伝をかぶせているため、フルで聴けるニコニコ動画版のリンクも追記。
一見明るいのによく曲を聴くと明るさ一辺倒でないことがしばしばあるナナヲ曲の申し子。2年前(600万回再生)からおよそ1.3倍程の再生増。ちなみにメジャーデビュー後最初の曲であり初のアニメタイアップ曲である。

MVの通り両手を交差させる動きを繰り返すお手軽振り付けがとても分かりやすい。チューリングラブ同様、激しい動きは少なめなのでライブ初心者に優しい一曲。両者ともにラブソングという共通点もある。噓はついていない。


10位:メルヘル小惑星(557万回再生)

優しく、少し切なくも芯の強いラブソング。少し愛が重い気がするのはご愛嬌。2年前(380万回再生)からおよそ1.5倍増加。インディーズ時代からの人気曲であり、ナユタン星人とのタイアップ3曲目。ちなみにここまでの10曲中6曲がナユタン星人とのタイアップ曲である。親和性の高さよ。

ライブでは穏やかに盛り上げる担当であると同時に、MC直後の1曲目を担うことがしばしばある。これはメンバー紹介コーナーのリズムからスムーズに接続される曲だからである。ちなみにHigher's Highもそれなりにつながったりはする。

最後にこの曲を語るうえで外せない動画を貼る。理由は視聴すればわかるだろう。



次回は250万回再生以上編、全6曲の予定です。



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